阿奈波神社
(あなばじんじゃ)


伊豫国越智郡
愛媛県今治市大三島町宮浦字御串山
(P無し、アクセスは下部写真参照、現在崖崩れにより倒壊寸前で足元等要注意)

■祭神


大山祇神社の境外摂社。宮浦漁港に面した一の鳥居があるところから突き出た岬の先端近くに鎮座します。
磐長姫命は大山積神の娘神。天孫瓊瓊杵神の元へ妃として木花咲耶姫とともに送り出された姉妹ですが、容姿の問題で送り返されたという悲劇の女神。
鎮座する岬は「御串山」で占められており、山名から神が宿る島であると認識されていたことが分かります。「串」については「玉串」を意味する、あるいは霊力が宿る「櫛」を意味する、あるいは「奇」などいろいろと連想されます。
創建は779年のこと。この時に境外末社2社も創建されています。現在は崖崩れにより倒壊寸前の状態、復興が望まれます。


宮浦漁港の一の鳥居前にある案内標識。

車はここまで。

岸を歩きます。

途中には「海と女と鎧 瀬戸内のジャンヌダルク」とも称される「鶴姫像」も。


桟敷席が設けられています。

早い復興が望まれます。


写真中央辺りに大鳥居が見えます。