御子宮神社 (大山祇神社 境外末社)


伊豫国越智郡
愛媛県今治市大三島町宮浦字御子宮
(P無し、駐車は下部写真参照、アクセスは大山祇神社で確認するのが最良か)

■祭神
大直日神


大山祇神社の境外末社で「御子宮」と称される社。イザナギ神が黄泉国から帰還し、禊を行った後に化生した大直日神を祀っています。
先に生れたのは八十禍津日神。素直に解すると黄泉国で身にまとわりついた穢れは、この神のことであったということに。この神がもたらす禍いを直すために生まれたのが神直日神と大直日神です。
大山積神もイザナギ・イザナミ神から生まれていますが、こちらは神生みの際の最後に生まれた神。こちらも素直に解すると系譜を繋げただけの大山積神に対し、具体的に出生事情を記す大直日神。具体的な事蹟を伴う大山積神に対し、大直日神は事蹟を伴わない観念的な神。
どの神に対しての「御子宮」なのかが不明。大山積神が鎮まる前の先住神に対しての「御子宮」ということなのでしょうか。創建は779年と伝わっています。


車はこの辺りに停め、車前2~3m先の山道を登ります。ここまでのアクセスは大山祇神社にて確認するべきでしょうか。

すぐにドン突きとなり左手へ。

50mほど登ると現れます。