湯立神社 (いったちの宮)
(ゆたてじんじゃ)


大和国宇陀郡
奈良県宇陀市大宇陀内原32
(P無し、社前道路が少し広くなっておりいつもそこに停めています)

■祭神
素盞嗚命


「宇陀川」西岸畔、小高い丘陵地に鎮座する社。
神武東征の砌、女軍(めいくさ、従軍の一人)が産気付き「内原の宮」で出産、社前の川水を汲んで産湯にしたという伝承があります。その由縁で「湯立神社」、「産の神」や「子安の神」、また二拍手で湯が沸いたことから「いったちの宮」とも。「社前の川」とは「宇陀川」のことかと。
その当時に宮があったとは思えず、この伝承をもって神祀りが始まったのでしょうか。その他の創建由緒等は伝わっていません。

*写真は2018年10月と2021年11月撮影のものとが混在しています。


境内は寺かと見まがうほど手入れがなされています。