三十八柱神社 (三宅町小柳)
(みそやはしらじんじゃ)


大和国城下郡
奈良県磯城郡三宅町小柳373
(鳥居横のちょっとしたスペースに駐車可)

■祭神



「曽我川」と「飛鳥川」に挟まれた地、さらに「曽我川」と「葛城川」の合流地点でもある、三宅町「小柳」の古い集落内に鎮座する社。
◎創建年代は伝わっていないようです。ご祭神は水神 水波能売命。水神を祀るには非常に相応しい地であると言えるかと。古くから農作が盛んであったことでしょうし、長い歴史の間には洪水や旱魃など多くの災害が起こり、村民が切なる祈りを捧げてきた社であるかと思います。
◎ところが社名は三十八柱。社名は語呂合わせだけのものなのか、あるいは本当に祀られているのか。三宅町教育委員会の社頭案内では、イザナギ・イザナミ神に宮中三十六座を加えたものを祀っているのではないかとしています。
◎境内には神宮寺を有していたらしく、仏涅槃図は奈良国立博物館に寄贈されているとか。
ご本殿は明治に伊雜宮所管社である佐美長神社より移築されたものとのこと。

*写真は2018年9月と2022年10月撮影のものとが混在しています。

アクセス道はやや狭いので要注意。







ご本殿は内宮形式。