若狭姫神社


若狭国遠敷郡
福井県小浜市遠敷65-41
(社前に駐車可)

■延喜式神名帳
若狭比古神社 二座 並名神大

■社格等
若狭彦神社に準ずる
若狭国二宮(若狭彦神社は一宮)
(旧社格)官弊中社
(現在)別表神社

■祭神
豊玉姫命


若狭彦神社より721年に分祀、若狭彦神社が上社、当社が下社となりました。そして上社が一宮、当社が二宮となったものの、中世辺りから当社の方が中心となり現在も社務所は当社に置かれています。
ご祭神の豊玉姫神は上社、彦火火出見尊の妃神。もし仮に若狭彦大神が本来は彦火火出見尊と異なるのであれば、こちらも異なるということでしょう(詳細は若狭彦神社の記事にて)。
上社と同様に重厚な社殿を有し、広大な社叢に覆われて非常に神寂びた趣のある境内。千年杉と呼ばれるそれは見事なご神木がご本殿横にそびえており、当社の象徴の一つでも。
「潮干瓊・潮満瓊(しおひるたま・しおみつたま)」をご神体とする玉守神社、妹神の玉依姫を祀る中宮、また相殿に夢彦神・夢姫神を祀る日枝神社などが境内に鎮座しています。




神門



玉守神社

中宮

末社 日枝神社

根元の形状から乳神様と呼ばれています。

陰陽石