姫神社(芦原)

大和国吉野郡
奈良県吉野郡大淀町芦原366
(P有、付近の道がGooglemapに載っていないので道順は別途本文末に)

■祭神
下照姫命

芦原トンネルを南へ抜けてさらに200mほどの小さな集落に鎮座、創建由緒等不明の神社。
ご祭神の下照姫神は二山ほど西に越えた御所市の古瀬や戸毛、さらに西の金剛・葛城山の麓で多く祀られる神。かなり離れてはいるものの、そこからの勧請なのでしょうか。
あるいは西に2km余りの大岩神社、東に1km余りの天水分神社の両方で倭文神(天羽槌雄神)が祀られており、機織り関連で当社に下照姫神が祀られているのでしょうか。
また一説には役行者が祀られているとするものもあります。この場合は鴨族が移住し下照姫神を祀ったと思われます。
ざっと見た限り民家は非常に少なく、氏子数も数えるほどかと思います。それでも美しく整えられた神社です。

◎当社までの道順
・芦原トンネルを北から来た場合
トンネルを南へ抜け100mほどで側道が現れます。それを下り、169号線の下を西(右)へくぐる小さなトンネル(わずか20~30mほど)を進みます。すると反対側の側道にぶつかるので右折。道なりに進むと「芦原正覚寺」が見えます。そのまま左へカーブしながら道なりに。50mほどで下の写真の場所へ。
・芦原トンネル方向に南から来た場合
道の駅「吉野路 大淀iセンター」を過ぎ、100m余りで「柿の葉すし たなか」さんのところから下に下る側道が現れます。以下は芦原トンネルを北から来た場合と同じ。


西谷山とも宮山とも呼ばれる小山に鎮座。左手にP有。