竹神社

伊勢国多気郡
三重県多気郡明和町斎宮字牛葉2757-2
(P無し、踏切を挟んだ反対側に斎宮公園がありそこに駐車)

■延喜式神名帳
竹神社の比定社
[合祀] 火地神社の論社

■旧社格
郷社

■祭神
[合祀] 天照大御神 建速須佐之男命 八柱神 応神天皇 地主神 火産霊神 宇迦御魂神 大己貴命 天棚機姫命 八千千姫命 瀬織津姫神

社伝によると「垂仁天皇の御宇に竹連の祖、宇加之日子の御子である吉志比古が、皇太神を奉じて伊勢御巡行の倭姫命に供奉してこの地に留まった。孝徳天皇の御宇に至って多気郡が創設されるや、その子孫が郡領に補任され、当地に定住して祖神である長白羽神を奉祭したのが当社の始め」とあります。
ところが別説によると、天武天皇の御宇に大伯皇女が斎王に、麻績(オミ)氏がその督領に任ぜられたが、その麻績氏の祖が長白羽神であり当社の主祭神になったとしています。
どちらが正しいのかは不明。いずれも当地を拠点とした氏族、混同があるのかもしれません。
また三重県神社庁は竹連の後裔が、宇加之日子・吉日子を祀る神社としています。
旧社地は、斎宮跡を整備し博物館やさいくうの杜などを建てた史跡公園の中にあります。現社地には斎宮城があったとされています。