岡田国神社


山城国相楽郡
京都府木津川市木津大谷105
(P有)

■延喜式神名帳
岡田國神社 大 月次新嘗 の比定社

■旧社格
郷社

■祭神
生國魂神
菅原道真公


「式内大社 岡田国神社」の比定社。別に勝手神社境内の春日神社が論社とされています。
◎社名に現れる「岡田」は、続紀の701年「元明天皇が岡田離宮に行幸し…」とあり、すでに地名として確立していたようです。聖武天皇が遷都した恭仁京は、この岡田離宮の跡地だったのではと考えられています。
◎この恭仁京と岡田国神社の本来の場所が多説入り乱れ確定されていないのが現状。おそらくこの2社のいずれかだと思われますが、いずれでもないというものもあり、よく分かりません。
◎当社は一段高いところにある新殿と、低いところにある旧殿との2つから構成されています。いずれも荘厳な社殿であり、式内大社に相応しいもの。新殿に関しては木津ニュータウン造成に伴う多額の保証費が捻出された模様。


一の鳥居からの参道はJR線を高架するもの、
潤沢な工事費用が費やされたようです。





以下は旧殿の写真。