飽波神社
(あくなみじんじゃ)

駿河国益頭郡
静岡県藤枝市藤枝5-15-36
(大きなP有)

■延喜式神名帳
飽波神社の比定社

■旧社格
郷社

■祭神
少彦名命
[配祀] 瀬織津姫命 蛭子命 天忍穂耳命

藤枝市の市街地にほど近い場所に鎮座、元々は瀬戸川畔にあったそうで川関大明神と称されていたようです。配祀に見える瀬織津姫神がその名残かもしれません。
それとは別に背後の小高い山(高草山)で、瀬戸川の伏流水が湧くことから社名が付けられたとも。その辺は川関大明神から付けられたのかは不明。境内社に金山彦神があることから、川の神と山の神とが合体した神社なのかもしれません。神職さんもその可能性はあるが、往古のことは不明だとされています。創祀は仁徳天皇の御代、飽波郷の鎮守社とされてはいるもののよく分からないようです。
境内にはその涌き出る泉をモニュメント化したものが設けられています。