たぶん手塚治虫が天才である、ということに異論がある方はいない(?)と勝手に
思っているのですが・・・・・この作品を読んで更にその思いを強くしました。
天才とは数である (BYひろ)
ブラックジャックをリアルタイムで読んだ世代っていくつぐらいまでなんでしょうか?
私は小学生読んでいたはずなので40代がギリギリなんでしょうが・・。
ほんと読んでてよかった(泣)
この作品の中でブラックジャックの数ある傑作のなかでもとびきり感動的な作品の創作
秘話が載っているのですが・・・・それがなんというか。
もう無茶苦茶。 こんなクレイジーなスケジュールと状況であれだけの傑作を生む手塚
治虫という天才の腕力には脱帽するしかありません。
当時これだけの作品を週刊誌に連載してたんだよなぁ・・・。
それも他誌とあわせると最大で8本。 やっぱり手塚先生、ちょっといっちゃってます。
最近仕事で行き詰ったり、スケジュールに追われたりしてイライラしたりした時、読み直し
たりしています。 手塚治虫の100万分の一も仕事していない私が甘えるな、と活を
いれさせてもらっています。
いや、ほんと凄いんだって。 ブラックジャックのファンだった方には絶対お勧め。
そうでない方もぜひご一読を。