熊谷市立文化センタープラネタリウム訪問|現役最後の五藤光学URANUSと12mドームの星空を体験 | ZEL's:写真とジオラマとプラネタリウム

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趣味は写真、プラネタリウム巡り、科学施設巡り、ジオラマ初心者、フィギュアスケート観戦、かつてはゲーム音楽の作曲も。
2021/8月にこのブログを開設。

実に8か月ぶりのプラネタリウム記事です。

熊谷市立文化センター プラネタリウム館(埼玉県熊谷市)。

※実は2022年にも訪問していたことを失念しておりました・・・

 再訪問となりました。

 

熊谷市立文化センター プラネタリウム館 外観

 

熊谷市立図書館写真展の案内板

 

プラネタリウム館は4階です。エレベーターを使います。

 

熊谷市立文化センタープラネタリウム館入口

 

料金は100円。公共プラネタリウムにはよくある設定ですが、嬉しいですね。

 

熊谷プラネタリウム入口と券売機

 

プラネタリウム案内板と上映スケジュール

 

天文に関するちょっとしたコーナーがあります。

今回はハロウィンの飾りつけでした。

 

ハロウィン装飾とプラネタリウム展示

 

ドーム直径:12m

投影機:五藤光学 URANUS

 

熊谷市立文化センター プラネタリウム館の座席

 

五藤光学URANUS プラネタリウム

 

この五藤光学 URANUSが、現役最後の1台だそうです。

そしてこの1月~4月でリニューアルされるとのこと。つまりURANUSの星空は見納めになるということで、今回訪問しました。

 

この日見たプログラムは、星空生解説+神話『怪物 テューポーン』+『~熊谷市誕生20周年記念~ 熊谷の星空と20年間の天文現象』。

いわゆるギリシャ神話ですが、投影される映像がすごい。相変わらず手作り感満載の紙芝居的な絵とセリフ。テンポがよくて楽しめました。

期せずして再訪問となりましたが、この手作り感がまた味わえたので大満足です。

 

そして生解説のナレーションが、ちょっと変わっていました。

ラジオの女性DJのような、友達に語りかけるような感じ。プラネタリウムではなかなか聞いたことのない雰囲気ですが、こちらもわかりやすくて親しみがあって非常によかったです。

 

導入はありがちな、太陽が沈むところから。このあとあまり待たされることもなく、満天の星空へ。非常に好感が持てます。

URANUSの星空は繊細な感じでした。12mというドームは小さくもなく大きくもなく中間的なサイズですが、1等星でも星像が大きくなりすぎず、綺麗でした。

 

意表を突かれたのは、最後にクイズがあったこと。

番組中で説明していた内容を観客に答えてもらうというコーナー。

どうやって?と思ったら、なんと座席に選択ボタンがありました。

前回訪問時にクイズがあったか覚えていません。気づきませんでした。

 

プラネタリウム座席の回答ボタン

 

これが優れモノで、観客が選んだ答えが即座に集計されるだけでなく、どの席の客が正解したかも座席マップで表示されます。

このときは数問ありましたが、全員正解でした。

座席ボタンのプラネタリウムは今までもありましたが、ここまでのシステムは初めてです。

 

プラネタリウム壁に置いてあるこちらは(前回も書きましたが)圧巻。

これ、全部プロジェクターなのでしょうか?かつ稼働している?

これで星座絵を投影しているのでしょうか?

 

プラネタリウム投影機群、熊谷市立文化センター

 

プラネタリウムの映写機と座席

 

リニューアルされたらまた行ってみたいと思います。

 

<訪問日:2025年10月>