白浜海中展望塔 コーラルプリンセス(和歌山県西牟婁郡白浜町)。

 

(白浜海中展望塔の入場チケット)

 

海中展望塔とは、海中を見学できるように建てられた塔です。

日本に現在7基ある海中展望塔のうちの1基が、この白浜町にあります。

そして、この白浜海中展望塔が日本で初めての海中展望塔。

初代は1970年、現在の塔は2代目で1988年からのようです。

 

以前は独立した入口があったようですが、現在はホテルシーモアで受付してから行くようになっています。もちろん宿泊客以外も入れます。

 

 

フロントで受付。

その後、地下階行きの2基のエレベーターでB1階に降ります。

 

 

降りるとそこに塔の受付があるので、チケットを渡します。

 

 

突き当りを出て、右に行くと海中展望塔が見えます。

 

 

 

 

 

白浜の温泉むすめキャラ、白浜帆南美がお出迎え。

 

 

海底への入口です。もちろん徒歩。残念ながらエレベーターはありません。

 

 

海底まで、結構長いです。ひたすら降りるしかありません。

 

 

ようやく海底に到着。水深8m。

 

 

この日は幸運にも視界が良く、海底がよく見えて、魚も見られました。

ただ他の海中展望塔の経験で言うと、こんなに見られることは滅多になく、期待して行くとがっかりすることが多いかと思います。

 

 

 

 

 

現在の塔は2代目でサノヤス(現:新来島サノヤス造船)製。

 

 

初代の塔は日立造船製。まだ日立造船が造船業をしていた頃の話ですね。

(今は造船業はしておらず日立グループでもなく、社名も「カナデビア」に変更になるようです)

やはりこのような海中塔は造船技術を応用して造られるのでしょうか。

初代の塔は、貨物船との衝突によって壊れてしまったようです。

 

また驚いたことに、初代の塔へはモノレールで移動する仕組みになっていたとのこと。

別にモノレールを使うほどの距離ではないと思いますが、観光目的だったのでしょうか。

その当時、隣の串本の海中展望塔には何回か行ったことがあるのですが。

もし白浜にも来ていたらモノレールに乗れたのにと、少し残念です。

 

ところで、このあたりは温泉地で、源泉が湧き出しているところが周辺にいくつもありました。

温泉マニアではありませんが、こちらも調べてみたら面白そうと思いました。

 

 

 

最後に、現在のパンプレットを。2種類ありました。

 

 

 

<訪問日:2024年1月>