Starlink 阿字ヶ浦地上局(茨城県ひたちなか市)。

前回のKDDI 茨城海底線中継所の真横にある建物です。

特に表示などもありません。知らないとわからないですね。

 

 

この建物を横から見ると、このように・・・

 

 

 

この丸いもの。

これは、スターリンク(Starlink)衛星と通信するためのアンテナです。

Google Earthで見てみるとこうなっています。

 

(GoogleEarthより引用)

 

これはまだアンテナを設置する前の基礎が写っているのでしょうか?

ともかくも9基のアンテナがあるようです。

 

スターリンク(Starlink)は、SpaceX社が打ち上げた通信衛星を利用したネットワークサービス。

高度550kmの軌道上を何千機もの通信衛星が周回していて、それらと通信することで、手軽にインターネットにアクセスできるサービスです。

通信衛星は、ユーザーと地上局との両方と通信します。

そのための地上局の1つがこの茨城にあります。

 

KDDIとしては、すでにある茨城海底線中継所と回線、土地設備も共有できたほうが良いと判断したのでしょうか。

海底ケーブルといい、通信衛星の地上局といい、重要な施設がこんなに密集しているとは、びっくりです。

 

 

スターリンクといえば、「スターリンク・トレイン」が有名です。

スターリンク衛星は、複数の衛星を同時に打ち上げて放出するため、夜空を一列になって進む光の列が見えることがあります。その様子がまるで列車のように見えるので、「スターリンク・トレイン」と呼ばれます。銀河鉄道ですね。

ぜひ一度見てみたいと思っているのですが、なかなかチャンスがありません。

 

<訪問日:2023年12月>