11/8は皆既月食でした。
連続写真に挑戦しました。一発勝負でしたが、思いのほかうまく撮れました。
データ:Nikon D3 + AiAF Nikkor 35mmf/2D、ISO400、f4、1/60秒
5分おきに撮影した50コマを合成
食の始めから終わりまでを、ぴったり画角に収めることができました。
ノートリミングです。
撮影の様子はこんな感じです。自宅ベランダにて。
実際どうやって撮れたのか?
覚え書きとして残したいと思います。
ぴったりに収めるために、事前にシミュレーションをしました。
「ステラナビゲータ体験版」というソフトを使うと、シミュレーションができます。
使用するカメラ・レンズを指定すると、どの範囲に収まるかがわかります。
フルサイズ 35mmレンズで、食の始めから終わりまでがぴったりに収まることがわかりました。
あとはセッティング。
前日にベランダにカメラを設置して、方角を調整します。
前日の空も「ステラナビゲータ体験版」でシミュレーションしました。
この位置に月が来るようにカメラを向ければいいわけです。
このとき実際に撮った写真がこちら。
「ステラナビゲータ体験版」とほぼ同じ位置に月を入れました。
あとは、カメラのインターバルタイマーを設定して撮るだけです。
残念ながら仕事があるので、撮影時刻に帰ることができません。
ラッキーなことに、「開始時刻」を指定してタイマー撮影する機能がありました。
これを仕掛けて、準備完了。
撮った写真を合成する必要があります。
私が愛用しているSILKYPIXで50枚の写真を選択し、「比較明合成」。
これで完了です。