皆既月食を連続撮影しました | ZEL's:写真とジオラマとプラネタリウム

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趣味は写真、プラネタリウム巡り、科学施設巡り、ジオラマ初心者、フィギュアスケート観戦、かつてはゲーム音楽の作曲も。
2021/8月にこのブログを開設。

11/8は皆既月食でした。

連続写真に挑戦しました。一発勝負でしたが、思いのほかうまく撮れました。

 

データ:Nikon D3 + AiAF Nikkor 35mmf/2D、ISO400、f4、1/60秒

5分おきに撮影した50コマを合成

 

食の始めから終わりまでを、ぴったり画角に収めることができました。

ノートリミングです。

撮影の様子はこんな感じです。自宅ベランダにて。

 


実際どうやって撮れたのか?

覚え書きとして残したいと思います。

 

ぴったりに収めるために、事前にシミュレーションをしました。

「ステラナビゲータ体験版」というソフトを使うと、シミュレーションができます。

 

 

使用するカメラ・レンズを指定すると、どの範囲に収まるかがわかります。

フルサイズ 35mmレンズで、食の始めから終わりまでがぴったりに収まることがわかりました。

 

 

あとはセッティング。

前日にベランダにカメラを設置して、方角を調整します。

前日の空も「ステラナビゲータ体験版」でシミュレーションしました。

 

 

この位置に月が来るようにカメラを向ければいいわけです。

このとき実際に撮った写真がこちら。

 

 

「ステラナビゲータ体験版」とほぼ同じ位置に月を入れました。

あとは、カメラのインターバルタイマーを設定して撮るだけです。

残念ながら仕事があるので、撮影時刻に帰ることができません。

 

ラッキーなことに、「開始時刻」を指定してタイマー撮影する機能がありました。

これを仕掛けて、準備完了。

 

 

撮った写真を合成する必要があります。

私が愛用しているSILKYPIXで50枚の写真を選択し、「比較明合成」。

 

 

これで完了です。