笠岡市立カブトガニ博物館(岡山県笠岡市)。
その名の通り、カブトガニを専門とした博物館です。
私は三葉虫とかアノマロカリスとか古生物に興味があって、ここは一度は行かねばならないと思っていました。
早速ですが、脚が多いのが苦手な方はどうもすみません。
水槽にカブトガニが何匹もいたのですが、このようにひっくり返っているものが結構いて・・・
しかも起き上がれないのか、あまり起き上がる気がないのか、わりとひっくり返ったままでした。
現存するカブトガニは世界中に4種類。
カブトガニ、アメリカカブトガニ、ミナミカブトガニ、マルオカブトガニ。
日本では瀬戸内海と九州北部にカブトガニがいます。
ところで、カブトガニの血は青色です。
さらに、その血液が人間に大変役立っていることはあまり知られていないと思います。
カブトガニの血液から作製された試薬は、非常に優秀に毒素を検出することができ、活用されています。
そのため、カブトガニは献血させられています。
この光景は映画「マトリックス」を彷彿とさせます・・・
そして、30%ほどがそのストレスで亡くなってしまうそうです。
しかし、それももう廃止されていくようです。よかった・・・
さて、外から見るとかなり立派なドームがあります。
どう見てもプラネタリウムか?と思うわけですが・・・
全然違いました!!
なぜか恐竜が。カマラサウルス(複製)。
やはり恐竜ぐらい置いておかないと子供受けが悪いのでしょうか。
最後に。
JRの駅にもカブトガニの展示が。
<訪問日:2005年2月>