旭川市科学館サイパル(北海道旭川市)。

 

 

ツァイスの制覇のためだけにここまで来ました。

プラネタリウムに興味のない人はもちろん、興味ある人でもツァイスにこだわりがなければ全く共感してもらえないでしょう。

 

ドーム直径:18m

投影機:ツァイス STARMASTER ZMP

 

ここで見たプログラムは「あの星までどのくらい?」。

既成の映像ではなく、ちゃんとした生解説です。

生解説は良い。解説者のライブ感。説得力。訴えかけるものがあります。これは既成映像や自動解説にはないものです。

 

 

なんかこう、投影機をご神体として崇め奉る場所のような神聖さ。

 

ご神体はこれ、ツァイス STARMASTER ZMP。

日本でここにしかありません。

 

 

星空を見た感想としては、もう「ああこれがツァイスの星空だ・・・」と。

感傷的なんですよね。

感性に訴えかけるような優しい光。

(もちろん個人的に名古屋市科学館で育ったツァイスに対する思い出補正がかなり入っているとは思います)

ともかくも、ここまで来てよかった・・・。

そう思いました。

 

こんなものもありました。

メンテナンスもドイツから来てもらわなければならず、海外機を買うというのは、維持費も覚悟する必要があるんですね。

 

 

さて、もう一つ大事なものがあります。

それがこれ。

ツァイス イエナ ZKP-1。

日本に2台しかない貴重なものです。

こちらは旭川市青少年科学館でなんと 2005年まで稼働していたというもの。

ちょっと気づくのが遅すぎました。星空見たかった・・・!!

 

 

 

期間限定でもなんでも、どこかの企画で投影見せてもらえないですかね・・・。

 

さて、プラネタリウムを待つ間、面白いものを見せてもらいました。

星の観測です。

 

 

 

 

「え、昼間に?」

そうです。

なんと、昼に星を見せてもらいました。

こと座のベガ。

望遠鏡を覗かせていただくと・・・・確かに光ってる!

もちろんこれはこの強力な望遠鏡だから見られるだけで、普通は無理です。

とても面白い体験でした。

 

<訪問日:2017年11月>