ISS(国際宇宙ステーション)はご存じでしょうか?
存在は知っていても、見たことがない人は多いと思います。
予報サイトでチェックすれば、意外と簡単に見ることができます。
条件がよければ、かなり明るい光で、夜空を横切る姿が見られます。
知らない人が見たら飛行機と思うかもしれません。
このように写真に撮ることも可能です。
三脚を使い、シャッタースピードをバルブ、もしくは非常に長くして撮ります。
こうすると、ISSが光の線のように伸びて写ります。
ただし長くしすぎると、街の明かりで夜空全体が真っ白になってしまいます。
そこで、私は下記のようにしています。
・ISO800程度、絞りF2.8程度(ISO3200、絞りF5.6でも可)
・シャッタースピード 5~10秒
・この設定で、ISS通過時に連続で撮影
・ISSが写っている最初の一枚を背景とする
・その一枚以降の写真から、ISSの部分だけを切りぬいて最初の写真に合成
この写真(下)は、東京MXテレビの番組や、天文ガイド誌にも掲載されました。
こちらは偶然にも、高速道路の橋梁とISSの軌跡がピッタリと。
オリオン座も綺麗に写っています。
これは、ISSと、スペースシャトル「アトランティス」の両方を写したときのもの。
ISSからアトランティスが離脱してから、しばらくは並走するのでこのようなチャンスがありました。
最近しばらく撮っていないので、また挑戦したいですね。