高ISO、高画質のバケモノ:ニコン D3 | ZEL's:写真とジオラマとプラネタリウム

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趣味は写真、プラネタリウム巡り、科学施設巡り、ジオラマ初心者、フィギュアスケート観戦、かつてはゲーム音楽の作曲も。
2021/8月にこのブログを開設。

その噂は、発売前から盛り上がっていました。

「ニコンが、すごいカメラを出すらしい」

「見たこともないISOで、とんでもない画質だった」

キヤノン 1Dmark-III が発売された2007年5月の直後、夏ごろからです。

 

それまでとにかく分が悪かったニコン党ユーザーは、スペックやサンプル写真が出てくるたびに盛り上がりました。

2ちゃんねるのスレでは仮面ライダーV3の替え歌の歌詞を作る人も。

私もそれに乗っかり、その歌詞を当時出始めたヴォーカロイド「初音ミク」に歌わせ、曲を作って動画を作成し、アップしました。

D3が発売される直前のことです。

 

 

 

この動画は非常に反響を呼びました。

この動画でD3を知って購入した人も多かったと聞きます。

当時、D3のおかげでニコンの株価もかなり上がったようです。

 

私は発売時に2台を予約して購入しました。

1台50万以上もするのに・・・

でもそれを出しても惜しくない性能だと思っていましたし、実際そうでした。

 

 

おかげで室内スポーツ撮影は格段にやりやすくなりました。

ISOを高くしてもノイズが少ない、発色がいい、D1Hに比べると格段に多い画素数(1200万画素)、もちろんリチウムイオン電池。

フルサイズ機になってしまったのは、望遠レンズを多用するスポーツでは逆にデメリットでしたが。

あれから13年以上経った今でも現役です。特にこれ以上の性能を必要としていません。

暗い室内のシーン撮影などでも大活躍しました。

 

 

 

これまではフラッグシップ機を紹介してきましたが、普段持ち歩くには大きすぎます。

普段使いの愛機の遍歴もまたそのうち紹介したいと思います。