玄米は精製されていない食物なので、炭水化物、タンパク質、脂肪、食物繊維、ビタミンB1、ビタミンE、鉄、リンなどの体の成長に必要な栄養素がバランスよく入っています。

一般的な『米』とは、稲という植物の種のことで、実った状態ではもみ殻という殻に包まれています。

『玄米』はその“もみ殻”の部分を外したものです。この状態ではまだ栄養素が豊富に含まれています。

『胚芽米』というのは玄米の“外側の皮”を取り除いたもので、栄養素は70%ほどに減ってしまいます。

『白米』はそこから更に“胚芽”の部分まで取り除いてしまったもので、栄養素は5%ほどしかありません。

白米のように精製してある食べ物は、栄養素や食物繊維が少ないため、代謝がうまく行われず、肥満になりやすくなります。