友人Kさんからライブのお知らせをいただいたのが
一か月ほど前でした。
午後１時開場。
大濠公園・舞鶴公園の外周を通って
会場のある大名まで歩いていきました。
暑くもなく寒くもなく
薄曇りときどき晴れの中
およそ２キロの道のりを歩きます。
歩道に人が多くなって歩き辛いので
下におりて土の道を歩きます。
ライトアップされていたところまで
近づいてきました。
花筏が少しずつ現れています。
ビルとビルの間の
その隙間のようなところに
その会場がありました。
知る人ぞ知る「BACK STAGE」
Kさんは出入り口のところで
お客さんをお出迎えしています。
何年ぶりでしょうか。１０年？２０年？？
彼女は全く変わっていませんでした。
Kさんのご長男と我が家の次男が小学校時代の同級生。
当時の彼女の印象は
いつも笑顔の柔和な優しい女性でしたが
そのままのKさんがそこにいました。
わたしの記憶に残るエピソードをひとつ。
小学校高学年だった子供の夏休みの宿題だったかで
Kさんはお子さんと一緒に
福岡市内を流れる多々良川の源流を探る
という課題を設け
その結果発表を二人でなさいました。
その時感じた彼女の賢さや
とことん追求するその探求心は
とても真似できないな！と尊敬の念すら抱きました。
そんなKさんはある事情で諦めていた歌の道を
十数年前から～ここでもとことん追求し始め
やると決めたら絶対あきらめない精神で
現在に至っています。
ご主人も夫が良く知っている方ですし
歌で生計を立てているわけではないので（多分・・）
プロとは言えないかもしれませんが
まわりをプロ集団が固めています。
こちらが昨日いただいたチラシです。
わたしは一番前の席に陣取りました。
このように舞台が狭く客席は３０席くらいでしょうか。
プログラムはなく
彼女の司会で進行します。
ピアノ・バス・パーカッション。
ここで赤い服を着た
パーカッションの方に目が留まりました。
一部が終わったとき彼女に話しかけました。
「失礼ですが～もしかしたら
九州文化塾で演奏されませんでしたか？」
「はい。しました！
でもあんな広い会場だったのに
よくわたしだとお判りになりましたね！」
わたしは名前はなかなか覚えられないのですが
人の顔はほとんど一発で記憶に残ります。
素晴らしい演奏でした。
二部は、三味線が加わりました。
Kさんは努力家だとは思っていましたが
まさか三味線の師範まで取ってしまったとは！
舞台が狭いのでKさんの位置がなかなか定まりません。
膝に置くべき布が滑り落ち三味線を置く台が
倒れそうになります。
そのうち、マイクスタンドが倒れてきました。
とっさに飛び出したわたしの右足💦
どんなに隠そうとしてもとっさに出る行動には
隠しきれないものがあるようです。
恥ずかしかった・・・・💦
そのうち譜面台が倒れました。
そこでわたしはスタッフに徹して
マイクを定位置に置いたり
譜面台を安定した位置に固定したり。
そうこうしていると今度はわたしの服が床に落ち
スマホが落ち・・・💦
高齢者のアタフタ感が
舞台の前で繰り広げられるという
修羅場の展開
みなさん大笑いでしたが会場が
一番盛り上がった場面だったかもしれません
（これは冗談です）
Kさんはハスキーボイスですが
声に伸びがあってさすが東京までボイトレに
通ってらっしゃる成果が出ていたようです。
終了後出口でお客さんを見送るKさんと
ちょっと立ち話。
いつかまたゆっくり音楽談義でもしたいね！
と言って別れました。
帰りに隣のスーパーでお買い物をし
同じ道を帰りました。
お顔を隠していますが
こちらの女性はとっても驚いて
大きく口を開けています。
（ヤラセ？）
このベルトの実演販売
YouTubeで観たような・・。
この時点で午後４時過ぎ。
大濠公園を通って帰ることに。
舞鶴公園の出入り口あたりからは
人だらけです。
大濠能楽堂の前にも多くの人。
桜はほとんどが葉桜になっていました。
寒くも暑くもないほんわかしたお天気で
桜祭り最後の日曜日が終わりました。
とてもいい一日でした。
春のお彼岸の前に熱を出したハリー。
お墓参りに行けなかったのでと
一昨日、行ってきてくれたようです。
ふうたん・ママ いつもありがとね！！
今日からハリーととんとんは
四年生と二年生に進級。
なあたんは新しい制服で記念写真を撮ったようです。
なあたんは明日、ふうたんは今日が
入学式。
みんなに幸あれ！