日独バドミントン交流競技会 第2戦試合結果 | け~たコーチの奮闘日記

日独バドミントン交流競技会 第2戦試合結果

日独バドミントン交流競技会
第2戦試合結果

2014年日独バドミントン交流競技会第2戦はドイツ・ハンブルグ市で行われました。
日本はドイツに2-3で敗れました。
詳しい試合結果はこちらから

昨日、同様に女子ダブルスまで同じ展開で2-2となり、最終試合の男子ダブルスで大激戦の末に敗れました。
今大会の通算成績は1勝1敗で今大会を終了しました。

本日は早朝に5時間かけてハンブルグ市に移動
昼食後に少しホテルで休んでから試合が行われる会場までさらに1時間かけて会場入りしました。
今日も昨日同様に現在、試験的に実施されている11点5ゲーム制で行いました。
昨日もそうですが、このスコアが必ずしも変わると決定しているわけでもないので選手達には来週のデンマークオープンに向けて混乱させないように特に戦略など立てずに臨ませている事もあり、このルールが適しているかどうかなどはわかりませんが
今日の桃田選手の試合で感じた事は
点差が開いてそのゲームを落とすにしても、たとえば4-11など大きく引き離されてそのゲームを奪われたとしても、ラリー数が多ければOKなのかなと感じました。
ラリー数が多ければ点数を見れば大敗しているものの、動きやリズムなど徐々に良くなってからの次のゲームになるので次のゲームの入りがよりスムーズになるのかなと思います。
これが単発で一方的に奪われると次のゲームも非常に入りがやりにくくなりますから同じ大敗でも内容が全然変わってくるような気がしました。
昨日の上田選手、今日の桃田選手と対戦したマーク選手はこのルールに本当に適した選手でこのルールだと相当強いです。
この大会前から私もマークはこのルールなら得意だろうな~と思っていましたが本当に得意そうでした。
元々、日本選手もマークと対戦する時は序盤は離されて、中盤で追い付いて、終盤でとらえて逆転か奪われたとしてもファイナルゲームで勝つ事が多かったですからね。
本当に選手によって明暗が分かれそうですね・・・

しかし、少しこのルールが気になる事が私も以前にジュニア指導をしていたのでどうしてもジュニアの子達に置き換えて考えてしまうケースがあるのですが
このルールだと場合によっては10分程度で終わるケースが多くなるでしょうね
今日のこのレベルでさえ、山口選手も3-0で勝っているもののラリーはそこそこあってもトータル試合時間は22分32秒で1G4分30秒、2G12分45秒(床モップ2回を含む)、3G7分37秒でしたから
これがラリーが少ないジュニア世代だと3分×3ゲームで9分でインターバルいれて12分ぐらいって事もあるんでしょうね
そうなるとジュニア世代はこのルールはやってて楽しいのかな~
ってちょっと疑問を感じてしまいますね

今日の帰りにドイツ協会の方とこのルールについて雑談していた際にドイツ協会の方から「5ゲームやると50~55分くらいはかかるなら、今のルールより10分くらいしか短くならないよね」とたしかにそうだよな~と思ってしまいました。

最初にも言いましたがこのルールになる事は全く決まってませんから
今後の動きを見ながらまたいろいろ考えてみたいと思います。

明日はハンブルグで練習を行い、夕方からハンブルグ市役所の歓迎レセプションに参加します。

明日も1日「明るく・元気に・全力で」選手をサポートしたいと思います。