ロンドン中心部の家賃が12%下落 | ロンドン不動産屋のブログ

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英紙ガーディアンによるとイギリスの大きな都市の中心部で賃貸物件の家賃が下落していて特にロンドン都市部の下落が目立っていて12%以上の下落となっているらしいです。


実際の記事
https://www.theguardian.com/money/2021/jan/27/private-rents-fall-in-uks-biggest-cities-by-up-to-12-amid-covid-crisis

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理由は、みなさんもご存じのとおり新型コロナウィルスパンデミックによる都市離れです。
そういえば東京でも電通さんが本社ビルを売却するとかニュースになっていましたね。
日本はまだいろいろなお店などが開いているのでいいですが、ロンドンはほとんどのお店、レストラン、カフェが閉まっているので都心としての魅力はほぼゼロに近いです。
仕事も在宅勤務がほとんどなので、高い家賃を払ってまで都心に住む必要性がまったくないのです。
いまイギリスでは都心ではなく郊外の町に人気が集中しており、そういったエリアの家賃は逆に10~16%の値上がりしているのです。
おそらくパンデミックが終息したら都心にひとが戻ってくるとは思います。
ただ、イギリスの感染者数、死者の数をみているとまだまだ先の話になりそうです。