約束(2006年韓国) 原題『国境の南』
2001年北朝鮮のピョンヤン。マンス芸術団のホルン演奏者であった青年ソノ(チャスンウォン)は、家族が韓国に住む祖父と秘密裏に連絡を取ったことが保衛部に知られ、一家で脱北する。そのため、彼は結婚の約束をした恋人ヨナ(チョイジン)とは離ればなれに。
必ず迎えに行くと約束し、韓国でヨナの脱北費用を稼ぐため懸命に働くが、やがて彼女が結婚したとの報せが届く。希望を失ったソノは、韓国で知り合った女性キョンジュ(シム・ヘジン)と結婚する。このようにして韓国での新たな人生を歩んでいるソノに、再び耳に入ってきた青天の霹靂のような知らせ。
ヨンファはソノを思い結婚を断念し、ソノを頼りに命を懸けて国境を越えて来たというのだ。ソノはヨンファと再会することになるが、まさか結婚したと言えずに南北の恋人の間で身動きがとれない状況になるが、どうしようもできない。
<終わり>