【韓国文学】ピンポンパク・ミンギュ『ピンポン』(2006年) いじめに苦しむ二人の中学生が原っぱで卓球を始め、卓球用品店の外国人マスターと出会いながら人生を学んでいく。 マスターが二人に言った「ラリーの重要性を忘れずにな」が重い。文体は軽いが深い余韻が残る作品。後半はパクミンギュらしいSF要素が強くなっていく <終わり>