弁護人(2013年韓国)
1981年に軍事政権下の韓国で実際に起きた冤罪事件である釜林事件※を題材とし、ノムヒョン(盧武鉉)第16代元大統領の弁護士時代の逸話をモチーフとして作られたヒューマンドラマ
※81年、釜山読書連合会の学生ら19人が「国家保安法」違反で逮捕・起訴された事件
1978年のプサン(釜山)。バックもなく、お金もなく、学歴もない税務弁護士ソンウソク(ソンガンホ)。
不動産登記から税金顧問まで、他の人々がどうであっても卓越した事業手腕で常勝疾走し、プサン(釜山)で一番成功してお金を儲ける弁護士として名をはせている。
10大建設企業のスカウト提案まで受けて、全国区の弁護士デビューを目前としたソン弁護士。だが、偶然、7年前に食事代の世話になって情を積んだクッパブ屋の息子チヌ(イムシワン)が想像もしない事件に巻き込まれ、裁判を控えているという消息を聞く。
クッパブ屋のおばさんスネ(キムヨンエ)の切実な要請を無視できず、拘置所での面会だけでも助けてあげることにしたソン弁護士。
しかし、そこで向き合ったチヌの信じられない姿に衝撃を受けたソン弁護士は、みんなが引き受けたがらなかった事件の弁護を受ける決心をする。
1135万人動員の大ヒット。
第35回青龍映画賞で最優秀作品賞、主演男優賞(ソンガンホ)、助演女優賞(キムヨンエ)、第51回大鐘賞で助演女優賞(キムヨンエ)受賞
ソンガンホ
オダルス
キムヨンエ
イムシワン
<終わり>