[韓国映画] 奴隷の島、消えた人々 | K-POPちょっといい話

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奴隷の島、消えた人々(2015年韓国、原題「島、消えた人々」)


2014年2月、大韓民国を揺るがした「塩田奴隷労働事件」をモチーフに事件の後を追う熱血社会部記者を描いた映画

塩を生産するための塩田で違法に人身売買されてきた知的障がい者が奴隷のように働かされているという情報提供を受けたニュースTV記者のヘリ(パクヒョジュ)はカメラ記者ソクフン(イヒョヌク)と事件が起きた島へ潜入取材に向かう。ドキュメンタリー撮影に偽装して島の人々に接近してみるが、彼らは簡単に口を開かない。

取材途中、島で起きた集団殺人事件に巻き込まれたヘリは昏睡状態に陥り、塩田主人と息子、人夫サンホ(ペソンウ)は行方不明だ。メディアと大衆の論議が加速化すると捜査は終結する。それから、5ヶ月後唯一の目撃者であり生存者であるヘリが目覚める。

 

累積観客数20,165人で上映が終わり、興行に失敗した。高級塩を生産する離島での人身売買、奴隷労働という重いテーマであった。しかし、映画としてはラストの展開が面白かった。同じ「塩田奴隷労働事件」をモチーフにしたイヨンエ主演「ブリング・ミー・ホーム 尋ね人」(2019年韓国、原題「私を探して」)と見比べてみるのも良い。

 

 

 

パクヒョジュ

 

ペソンウ

 

事件を追う記者パクヒョジュとカメラ記者イヒョヌク

 

記者パクヒョジュと塩田夫ペソンウ

 

日本版ポスター

 

<終わり>