[韓国映画] インサイダーズ/内部者たち | K-POPちょっといい話

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インサイダーズ/内部者たち(2015年韓国)

 

財閥系のミレ自動車のオ会長(キムホンファ)は大統領選挙を控えるチャンピル議員(イギョンヨン)に裏金を流し、政界を牛耳ろうとしていた。その関係を裏で取り仕切るのは、新聞社祖国日報の主幹であるイガンヒ(ペクユンシク)。ガンヒの元で悪事を代行するチンピラ、アンサング(イビョンホン)は裏金の証拠となるファイルを入手し議員を脅そうとするが失敗し、腕を切り落とされてしまう。

 

一方、裏金の証拠を追っていた検事のウジャンフン(チョスンウ)は証拠のファイルをサングに横取りされてしまい、自身も左遷される。サングがファイルのコピーを持っていることを確信するジャンフンはサングに復讐を持ちかけ、財界・政界・メディアを取り巻く大スキャンダルを暴こうとする。

 

自分を廃人にした一党に復讐を計画する政治ヤクザのアンサング。秘密資金ファイルとアンサングという存在を利用して成功したい検事のウジャンフン。そして、秘密資金スキャンダルを隠さなければならない大統領候補と財閥、彼らの設計者イガンヒ。果たして生き残る者は誰なのか?

 

707万人(通常版)、2,08万人(監督版)動員の大ヒット。財閥批判、政治批判、メディア批判、性接待、残虐シーン、復讐、芸能人の自殺、当時韓国で話題になっていたすべてを盛り込み、「映画より現実が醜くて、韓国の現実を美化した映画」と言われるほど。

 

第37回青龍映画賞で最優秀作品賞・主演男優賞(イビョンホン)、第53回大鐘賞で最優秀作品賞・監督賞(ウミンホ)・男優主演賞(イビョンホン)

 

 

<主な出演者>

イビョンホン

チョスンウ

ペクユンシク

 

日本版ポスター

 

<終わり>