オクジャ(2017年韓国・米国)
江原道の山奥少女「ミジャ」(アンソヒョン)にとってオクジャは10年間育てた、かけがえのない友人であり、大切な家族である。自然の中で平和に過ごしていたある日、グローバル企業ミランド社が現れ、突然オクジャをニューヨークに連れて行き、祖父(ピョンヒボン)の引き止めにもミジャはオクジャを救うために危険な旅に出る。
極秘裏にオクジャを活用した「スーパーピッグプロジェクト」を推進しているミランド社CEOルーシーミラン(ティルダスウィントン)、オクジャを用いて第2の全盛期を夢見る動物学者ジョニー(ジェイクギレンホール)、オクジャを前面に出して、別の作戦を実行しようとする秘密の動物保護団体ALFまで。それぞれの利権をめぐりオクジャを占めたい熱心な世の中に対抗して、オクジャを救出しようとするミジャの旅はさらに険しくになっていく。
ポンジュノ監督の6番目の長編映画で、「雪国列車」に次ぐ英語の映画だ。2017年に公開された。製作会社は米国ネットフリックスとプランBエンタテインメント。
アンソヒョン
アンソヒョンは2004年生まれ。2017年本作が第70回カンヌ映画祭競争部門に進出し、14歳の若さで主演女優賞候補にノミネートされた。マカオ国際映画祭では次世代スター賞を受賞した。
ポンジュノ監督
アンソヒョン
<終わり>