皆さん、おはようございます。

佐伯恵太です。

 

昨日twitterで、子供の頃好きだった、もしくは子供に見せたいアニメや番組を教えてください!と募集したところ・・・

 

 

アンパンマン、ドラえもん、素晴らしい世界旅行、世界名作劇場、鉄腕アトム、ニャッキ、セーラームーン、ウルトラマンキッズ、子ども科学電話相談、ポールのミラクル大作戦、未来少年コナンなどなど、知っているものから知らないものまで、たくさん教えていただくことが出来ました。

 

ありがとうございました!

 

やはり「子ども」が対象になると「楽しい」「安心して観られる」「大切なことを知れる」「道徳的にも良い」ということなどが大事ですよね。今、子ども向けの科学番組を作っている身として、知らないものはどんどん観て、学んでいきたいと思います。

 

 

ちなみに、僕が最近思い出してすごく良いなあと思っているのは「こんなこいるかな」です。

 

NHKの幼児向け番組「おかあさんといっしょ」のコーナーで1986年4月から1991年3月まで放送されていて(ウィキペディア調べ)、絵本にもなっています。実家には絵本もあって、よく読んでいたので覚えています。

 

 

「いやだいやだのやだもん」や「いたずらっこのたずら」のように性格と名前が一致していて覚えやすいのが特徴で、そんな個性豊かなキャラクターたちが、互いに興味を持って、仲良くしている姿がなんとも微笑ましい作品です。

 

 

子どもの頃はキャッチフレーズなんてあまり意識していなかったのですが、今見ると最高なのです。

 

きみが いるから おもしろい!

 

本当に素敵な言葉だと思います。個性を認めているだけではなくて、尊重しているだけでもなくて、個性豊かなみんながいて、そんなみんなに囲まれているから、僕の人生は豊かで幸せなんだ!っていうところまで込めているわけですよね。

 

それをこれほど短いフレーズで・・・

 

 

僕が作っている番組はジャンル的には科学(教養)番組ですが「こんなこいるかな」からも大切なことを学んで、吸収して、作っていきたいと思っています。そういえば、わかりやすい名前、というのも僕の番組でも出てきます!影響を受けているんですね。

 

 

今自分が大人になって、子ども向けの番組を作ろうとするにあたり「こんなこいるかな」を思い出して、この作品には大切なメッセージが込められているとはじめて気づいたのかもしれませんが、もしかしたらそうではなくて、子どもの頃にこの作品に出会い、子どもながらに大切なことを学んで育っていった僕が、半ば必然的に、同じようなメッセージを込めた番組をいま作ろうとしているのかもしれません。

 

 

もしそうなら、子どもの頃にどんな作品に触れるかというのは、とてつもなく大切なことだと思います。

 

 

そんなことを考えながら、今日も番組づくりに励みます!