皆さん、おはようございます。
佐伯恵太です。
昨日twitterで、子供の頃好きだった、もしくは子供に見せたいアニメや番組を教えてください!と募集したところ・・・
佐伯恵太@Keita_Saiki_【教えてください】 皆さんが子供の頃好きだったアニメや番組、もしくは子供に見せたいアニメや番組があったら是非教えてください!理由やエピソードもあれば是非!番組は教育・娯楽・情報番組など何でも!
2021年02月15日 11:03
アンパンマン、ドラえもん、素晴らしい世界旅行、世界名作劇場、鉄腕アトム、ニャッキ、セーラームーン、ウルトラマンキッズ、子ども科学電話相談、ポールのミラクル大作戦、未来少年コナンなどなど、知っているものから知らないものまで、たくさん教えていただくことが出来ました。
ありがとうございました!
やはり「子ども」が対象になると「楽しい」「安心して観られる」「大切なことを知れる」「道徳的にも良い」ということなどが大事ですよね。今、子ども向けの科学番組を作っている身として、知らないものはどんどん観て、学んでいきたいと思います。
ちなみに、僕が最近思い出してすごく良いなあと思っているのは「こんなこいるかな」です。
NHKの幼児向け番組「おかあさんといっしょ」のコーナーで1986年4月から1991年3月まで放送されていて(ウィキペディア調べ)、絵本にもなっています。実家には絵本もあって、よく読んでいたので覚えています。
「いやだいやだのやだもん」や「いたずらっこのたずら」のように性格と名前が一致していて覚えやすいのが特徴で、そんな個性豊かなキャラクターたちが、互いに興味を持って、仲良くしている姿がなんとも微笑ましい作品です。
子どもの頃はキャッチフレーズなんてあまり意識していなかったのですが、今見ると最高なのです。
「きみが いるから おもしろい!」
本当に素敵な言葉だと思います。個性を認めているだけではなくて、尊重しているだけでもなくて、個性豊かなみんながいて、そんなみんなに囲まれているから、僕の人生は豊かで幸せなんだ!っていうところまで込めているわけですよね。
それをこれほど短いフレーズで・・・
僕が作っている番組はジャンル的には科学(教養)番組ですが「こんなこいるかな」からも大切なことを学んで、吸収して、作っていきたいと思っています。そういえば、わかりやすい名前、というのも僕の番組でも出てきます!影響を受けているんですね。
今自分が大人になって、子ども向けの番組を作ろうとするにあたり「こんなこいるかな」を思い出して、この作品には大切なメッセージが込められているとはじめて気づいたのかもしれませんが、もしかしたらそうではなくて、子どもの頃にこの作品に出会い、子どもながらに大切なことを学んで育っていった僕が、半ば必然的に、同じようなメッセージを込めた番組をいま作ろうとしているのかもしれません。
もしそうなら、子どもの頃にどんな作品に触れるかというのは、とてつもなく大切なことだと思います。
そんなことを考えながら、今日も番組づくりに励みます!