皆さん、こんばんは。
佐伯恵太です。
昨日『しゃべくり007』を観ていたらSnow Manの向井康二さんが「早泣き」が得意ということで、スタジオでの早泣きに挑戦されていました
スタジオでのトークから、上田さんの振りがあって、早泣きがスタートします。
SnowManのメンバーが向井さんを褒めて、それに感動して向井さんが泣く、という形でした。早泣きトライの最中、感動的な音楽も流れてました。
みんなが見守る中、向井さんが全然泣けず、上田さんがキレ気味にツッコミを入れるとそのタイミングで涙が
結果、上田さんに怒られて泣く、みたいになってめちゃくちゃ面白い流れでした
で、番組を観終わって思ったのが、番組のバラエティ的な雰囲気の中で、泣くの遅っって思ったのですが、もしかして冷静にみたらかなり早いんじゃないかと。
それで改めて時間を計測してみたら、だいたい48秒で涙が出ていました。
僕は「涙活」が日課で日々感動映像を観たり、音楽を聴いて涙を流しているのですが、あの条件下での48秒っていうのは、ものすごいタイムだと思います
向井さんご本人が20秒くらいで泣けると仰っていましたがおそらくそれも本当で、家でリラックスしているような環境で、自分のタイミングで好きな音楽を聴いたりすると、僕も早い時で20-30秒で泣けたりします。
でも、スタジオで収録中という緊張感の中で、フリートークをしている時にいきなり振られて泣く、というのはかなりハードルが高いです
僕も「涙活のスペシャリスト」というような形で何度がテレビに出演させていただき、早泣きに挑戦したこともありましたが、一番きつかったのが「フリートークの直後」でした。
例えば感動の音楽を聴いている最中に一桁の足し算のようなかなり単純な計算をするだけでもそっちに意識がいってしまって感動しづらくなってしまうのですが、フリートークは一桁計算のように決まった答えがあるわけではないですし、かなり複雑で難しいことなので、そっちにかなり集中してしまった直後に切り替えるというのはめちゃくちゃ難しいです。
過去にテレビ番組で芦田愛菜さんが早泣き対決に挑戦された時も、かなり苦戦されていました。
その時は、ピンポンパンゲームという遊びをしている状況からいきなり早泣き対決に移行して泣く、という相当難易度の高いものでしたが、そうするとあの芦田愛菜さんでも涙を流すのに1分30秒くらいかかってしまうのです
芦田愛菜さんは、お芝居だったら間違いなく、一瞬で泣いたり、何度でも同じ台詞のところで泣いたりコントロールも自在な方だと思います。
そう考えると、向井さんの記録は実は相当凄い、と考えられます。
ちなみに、涙や感動に関するある研究によると、通常、涙がこぼれ落ちる30-40秒前には脳が反応しているとも言われているので、その研究結果から考えると、早泣きであれば計測を開始する前に「泣く準備」をしておかないと、30秒を切るような記録を出すのは難しいのかもしれません。
しかし、サプライズでお祝いされてめちゃくちゃ嬉しかった時などは、状況を理解してから10秒か少なくとも20秒かからないくらいで涙が流れるようにも思います。
まだ研究され尽くしていない分野なので、もしかしたら人間もっと頑張れるのかもしれません
次は10秒か15秒で泣きますと宣言された向井さんの次なる挑戦が楽しみです
でも、もしかしたら向井さん、上田さんに怒られたタイミングで泣く、というのを最初から狙っていて、敢えてそのタイミングまで待っていたのかな、とも思いました。
結果的に一番面白い形になったわけですし。
もしそうなら、僕がこんな風に偉そうに語れることではありません。ちょっと次元が違います
(トークもすごく面白くてバラエティ慣れしている感じのある方なので、あり得ると思います......)
久々に「泣き(涙)」関連のことをテレビで観たのでテンションが上がって長文書いてしまいました
向井さんだけでなくメンバーの皆さん全員面白かったのですが、パフォーマンスはめちゃくちゃかっこいいです
僕は何度も泣いたり大量に涙を流すのは得意ですが「早泣き」はあまり得意ではありません。
いつか向井さんと対決することを夢見て、修行したいと思います