皆さん、こんにちは。
佐伯恵太です。
明日の撮影のためにこれから髪を切りに行きます
髪を切った後の写真もブログに載せたいと思います
今回のブログは、
仕掛学に学ぶ、失敗の価値とは。
という内容でお届けします
大阪大学・松村真宏先生が提唱され、体系化された「仕掛学」
様々な社会問題を仕掛けで解決する新たな学問として注目されています。
以前「ろんぶ〜ん」という番組でも紹介されていて、興味を持たれた方も多いのではないかと思います。
昨日放送された「又吉直樹のヘウレーカ!」でも取り上げられていて、放置自転車をなくすことに成功した仕掛けなど、様々な仕掛けが紹介されていました
その中で松村先生がお話されていた「失敗をどう捉えるか」というお話が凄く面白かったです。
失敗は成功の母
という有名な言葉もありますが、何かに挑戦して失敗することは決して悲観的になることではなく、むしろ成功に向かって前進しているということですよね。
番組で語られていたことは、そこからさらに発展するような内容でした。
失敗するということは、自分の想定外のことが起きる、ということであり、それは自分の想像力を育ててくれることであり、また新たな目標を作ってくれるものでもある。
ということです。
番組では、店の前でたむろしている人たちを仕掛学でなんとかしようという課題に取り組んだ時の話が紹介されていました
1つ目の失敗は「鳥のフン注意」の張り紙をしたことだそうです。
たむろする人には効果があっても、店や街にとってイメージが悪いので却下となったそうです。
この失敗は、社会問題は手段を選ばずにただ解決しさえすれば良い、ということではないという、視野を広げさせてくれるような失敗だと思います。
そして別案として、地面に魔法陣を書いたらたむろしなくなるのではないか、という仕掛けが考えられました。
この仕掛けは店にとってもイメージダウンにはつながらず、またたむろする人たちにも一定の効果はあるようでしたが、魔法陣の真ん中に立ってポーズを決めて写真を撮る、というフォトスポットのようにもなってしまい、ボツとなったそうです。
店前でたむろする問題に対しては魔法陣は効果を果たしきれない部分もありましたが、魔法陣はフォトスポットとして成立する、というデータは、フォトスポットを作りたい、という目的に対しては使えるということがわかりました。
そうやって考えていくと、失敗というのは目の前の挑戦を成功に導く道標というだけでなく、あらゆる面で自分の未来を、そして社会を明るくするものだのではないかと思いました
もちろん、考えればわかるようなことをろくに考えもせずに行って失敗するなど、無駄な失敗もあります。
しかし、挑戦する上での失敗というのは本当に貴重な体験なのだなぁと改めて感じたので、今回ブログにしてみました。
失敗を恐れず挑戦する。
自分自身がそうありたいし、そんな姿勢を肯定する社会であることを願います