皆さん。こんにちは。

佐伯恵太です。

 

今日も暑いですね......

 

この時期「夏バテ」とは言わないのかもしれませんが、皆さん体調は大丈夫でしょうかはてなマーク

 

体調不良は遅れてやってくるので、不調を感じなくてもこまめに水分補給しないとですね目

 

さて、本日は、

「大山監督上映企画 -過去作品2本同時上映-」に行ってきましたビックリマーク

 

 

上映されたのは大山晃一郎監督のこちらの2作品ですひらめき電球

  • 「ほるもん」(2011年)
  • 「真夜中の昼下がり」(2013年)

 

「ほるもん」は、廃品回収業者がいらなくなったモノならぬ、いらなくなった人、少年少女を回収していく、というところから物語が始まり、最終的にはちょっと違ったところに着地するのですが、なんとも不思議な味わいの作品でした目

 

昔よりモノを大切にしなくなった現代、それってもしかして、モノだけじゃなくて思い出も大切にしていないということであったり、つまるところ人を大切にしていないことになるのかもなぁ、とそんなことも感じました。

 

何かモノを先祖代々受け継ぐというのはあまりなくなってきていますが、新しいモノにすぐ買い替えていくことは物質的豊かさであるかもしれないけれど、果たして精神的に豊かなのはどちらなのでしょう。

 

 

 

「真夜中の昼下がり」は、小説家が締め切りが過ぎた原稿をどうにか書き上げるためにファミレスで頑張ろうとするのに、周りの声、周りの様子が気になって仕方がない、というお話。原稿が全然進んでいない、と見せかけて、周りの出来事がヒントになって最終的に一気に原稿が完成するビックリマーク

 

というオチかなと思ったら原稿は全然完成しませんでした。笑

 

しかし、完成原稿より大事ななにかが、得られたようでした。

 

 

電車の中とか、ファミレスとかそういう場所で、周りの会話に混ざりたくなったり、ツッコミたくなったり、本気でお説教したくなったりすることってありますけど、本気でやってみたらどうなるんだろう......

 

この映画のように、いつか僕もやってみたい!!(たぶんやらない方がいい)

 

「真夜中の昼下がり」ってタイトルも、登場人物も、それぞれ矛盾だらけでしたけど、実際の世の中も、そこに暮らす人々だって、本当は矛盾だらけですよね。

 

矛盾を見せないようにしているだけ。

 

そんな矛盾にさらされたり、矛盾を突きつけられたりした先に、本当に大事なものが見えてくるのかもしれません。

 

ストーリーと関係ないけど遠山雄さん演じるウェイターがツボでした。

 

 

 

そんな2作品の後に、映画『いつくしみふかき』の特報的な映像をチラッと観ることもできました!!

(下の映像は予告編です)

 

 

僕もほんの少し出演しているこの作品ですが、なんと今年の「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」で観客賞を受賞していますビックリマーク(去年の観客賞は『カメラを止めるな!』です!!)

 

さらに、新人監督映画祭での上映も決まったそうです!!

 

 

この新人監督映画祭には、中篇映画の部門で僕がメインキャストの一人として出演しております映画『ふたりの空』もノミネートされているのですひらめき電球

 

色々とつながるものですね......!!

 

 

公式twitterも是非、チェックしてみてくださいキラキラ

 

 

今日お話を聞いたり、作品を観て、やっぱり映画の根本ってどんな規模の作品でも、どんなテイストの作品でも、一番は「作り手の熱量」だなって改めて思いました。

 

それがある作品は、素晴らしい作品になったり、多くの人の心を動かす作品になったり、少なくとも、作り手の想いが伝わる作品になります。

 

 

そんな「作り手の熱量」がある作品にこれからもたくさん出演していきたいし、自分も熱を込める一員であり続けたいです。

 

素敵な企画でした。ありがとうございましたキラキラ