皆さん、こんばんは。
佐伯恵太です。

今日は、明治座5月公演『細雪』を観劇しました✨


出演者のみなさんが本当に皆さん素敵でどの人物にも見入ってしまって目が足りないビックリマーク

そんな中でも僕は特に、浅野ゆう子さん演じる長女の鶴子さんに心を掴まれました。

それぞれ性格が大きく異なる四姉妹。

そんな四姉妹の中で、どちらかと言えば長女は僕が一番苦手とする性格のはずなのに、長女として家を、姉妹を守っていこうとする覚悟とか想い、強い情を感じて、彼女の幸せを願わずにはいられませんでした。


顔がタイプとか、そういう雰囲気の人が好きとか、そんな純粋な「好み」というものを超えて、
お芝居の力によって、釘付けにされてしまう。

本当に凄いことですね......


そしてこういう体験によって、日常で出会う今まで苦手だった方への見方や印象が変わったりして、自分の人生観すら変わってしまったりする。

そんなお芝居の魔力に、演者としても観客としても、もうすっかり取り憑かれているなぁと感じます。

女性の強さ、たくましさ、家族の絆。

四人があの日あの時、同じ場所で、舞い散る花びらを眺めていたあの光景。きっと一生忘れない、美しいワンシーンでした✨