皆さん、こんばんは。
俳優・涙ソムリエの佐伯恵太です。
昨日は映画『ケイタネバーダイ』を観に池袋シネマ・ロサに行ってきました
池袋シネマ・ロサといえば、、
映画『カメラを止めるな!』の聖地です。
巨大看板を観るだけでテンションが上がります
が、今回は「ケイタネバーダイ」です。
ケイタと言えば、僕は名前が佐伯恵太(サイキケイタ)
なので、ケイタネバーダイ、
「ケイタは決して死なない」
という僕にとって縁起の良いタイトルです。
と、思ったら途中でケイタが死んだ
しかし、生き返った!!!
やはりタイトルの通り「ケイタネバーダイ」なのでした。
きっと、とんでもない映画だろうなと予想はしていたのですが、やはりとんでもない映画でした。
もちろん、良い意味です。
一週間限定公開で残念ながら昨日で上映終了だったのですが、予告編からもとんでもなさの一端は伝わるかと思います
『カメラを止めるな!』も映画だけど『ケイタネバーダイ』も映画。
映画って本当にいろんなジャンルがあるし、
いろんな世界観があるし、
いろんな意義があるし、
わかりやすい映画もあれば、わかりにくい映画もある。
そのこと自体が映画の面白さ、奥深さだよなぁと思ったりします。
「ケイタネバーダイ」のパンフレットには、
“魂の復讐”をテーマにした骨太活劇でありながら、バイオレンスからコメディへ颯爽と横断する
とありますが、
暴力シーンが本当に凄い。
基本的に本当に当てている、とのこと。
中でもケイタ役で監督でもある中村友則さんが劇中でめちゃくちゃ殴られます。
監督に本気で当ててくれと言われる役者の気持ちって・・・
と思いながら観終わって舞台挨拶を聞いていると、やはりケイタを殴りまくった役者さんはなかなかつらかったそうです。
そりゃそうだ。人間だもの。
人に非ずと書いて俳優ですが、人を演じる、人、なんですよね
ケイタはもちろん、ケイタのお父さん満男役の大迫茂生さん、組長木村役のあらい汎さんも凄く印象に残りました
大迫さんは比較的小柄なのに長身の相手と対峙して勝るとも劣らない迫力はどこから来ているのだろう、、
対照的に組長は基本的に終始朗らかで、それでも紛れもなく組長だと感じさせる説得力がありました。
・・・気づいたらあまり映画の感想になっていないけれど、簡単に説明できない映画、されどとても記憶に残る、とんでもない映画だったと思います。
わかりにくい映画ってあれこれ考えるので、しぶとく記憶に残って考え続けた結果、わかりやすい映画よりもたくさんのことがわかったりします。不思議なもので。
わかった気にはなりたくない、という気持ちもありますけどね。
わかりやすい映画も、わかりにくい映画も、愛し続けてまいります
あと、めちゃくちゃ面白いシーンがあったのですが、またきっとどこかで観られる機会があることを願って黙っておきます。