本日、7月9日は『泣く日』です。

 

 

現在、俳優活動の傍ら涙活にも精力的に取り組み、涙ソムリエ、感涙療法士として様々な涙活イベント等にも携わらせていただいております私、佐伯恵太はこんな挑戦を思いつきました!

 

3時間涙活チャレンジ!!〜人は3時間でどれだけ涙を流せるか〜

 

そして、泣く日の今日の9時〜12時にその挑戦を行いました!開始1時間半前に食事、1時間前からは音楽(泣ける曲は避けつつ癒やしの曲など)を聴き、いよいよスタート。事前につくっておいたトータル3時間以上のセットリスト(泣ける映像や音楽のリスト)の中からその時の調子や気分を参考に適宜チョイスしながら進めていきました。途中経過や考察はブログの後半で書くとして、3時間涙活チャレンジ、その結果を発表したいと思います!

 

 

3時間で流した涙の量は......

 

 

 

228粒!!!

 

 

想像以上に厳しい戦いでした。実は今まで、数えた中では1日で108粒というのが最高記録でしたので、どれくらい集中力が持つのか、感情の高ぶりをキープできるのかなど、全くの未知数でした。未知数なりに、一つの動画で出る涙の量などを参考に、200粒超えを目標にしていたので、自分の中では目標達成です!!

 

 

30分ごとの涙の量をグラフにしてみました。

 

 

やはり均一ではなかったですが、下がり続けるでもなく、上下を繰り返している感じでした。ただし時間によって観る動画や音楽を変えているので、観るもの聴くものの違いによるところも大きかったです。

 

セットリストの中から、大活躍した映像や音楽をベスト3までご紹介します。

 

 

第1位:NHK連続テレビ小説『半分、青い。』81話

 

楡野さんが漫画家を諦めるシーンです。秋風先生とのやりとりは朝ドラ史上に残る名シーンだと思います。録画しておいたものを途中少しとばしつつ、ほぼフル尺で観ました。ちなみに85話のラスト5分も今回のセットリストに入れていてこちらも大活躍でしたが、朝ドラ枠ということでまとめて1位扱いとさせていただきます。あまりに凄く泣けたので3時間の中で2回ずつ観てしまいました。なんと81話の2回視聴だけで涙が58粒。おおよそ4分の1くらいの量を叩き出しました。

 

 

第2位:MOROHA『四文銭』MV

 

僕がめちゃくちゃ好きなアーティストさん。MCのアフロさん、ギターのUKさんの二人組。万人受けするかどうかは際どいところなので普段の涙活イベントではあまり推しませんが、僕はMOROHAさんの音楽、MVでめちゃくちゃ泣けます。3時間チャレンジが想像以上に辛く厳しかったので、その状況も相まってますますMOROHAさんの情熱的、挑戦的な音楽が刺さりました。他にも三文銭MV、遠郷タワーに至ってはMVとしても、音楽だけでも使いましたが、全て大当たりでした。MOROHA枠ということでまとめさせていただきます。

 

 

第3位:朔と亜紀 (ドラマ『世界の中心で、愛をさけぶ』サウンドトラックより)

 

僕の中で歴代ドラマベスト3に間違いなくランクインする『世界の中心で、愛をさけぶ』のサントラですから、泣けないはずがありません。さらに同じサントラの中に『1987年、夏』という曲もあり、こちらも本当に素晴らしいです。3時間チャレンジの中でもそのパワーを遺憾なく発揮してくれました。セカチューサントラ枠ですね。

 

 

とまぁこんな感じで、様々な動画、音楽、時には、セカチューのサントラを聴く前に公式ホームーページを観て思い出をより鮮明に蘇らせたり、MVを観る前にYouTubeのコメント欄を見てより熱い気持ちになったりとあの手この手で、3時間(涙を)出し尽くしました。そう簡単には破られない記録になったのではないかと思います(誰も挑戦しないか)。3時間にしたのは、8倍すると24時間で、いずれチャレンジするときの参考になるかと少し考えていたのですが、今はもう考えたくないです。笑

 

頭が痛くなったり、その他不調はないので、個人差があったりするかもしれませんが少なくとも自分の場合、これだけ大量に泣いても特に問題はなさそうです。

 

 

色々な偶然もあったりで取り組むこととなった『涙活』ですが当初は、感動の涙を流すことがストレス解消に良いと知ったこと、そして新しい取り組みへの興味から関わっている、というところでした。しかし色々な涙活イベントをしたり、最近では講演をやらせていただいたり、また自分でも毎日取り組んでいる中で、それ以上の興味が湧いてきました。

 

動物にも色々な感情があるのではないかと言われている中で、感動の涙を流すのは人間だけです。そこには人間を紐解く重要なことが隠されているのではないか。また人間を紐解くということで、役者としての自分にも大きな力になるのではないか。そういった考えが徐々に確信に変わりつつあります。研究者としての血が騒ぐ魅力的なテーマでもあります。

 

そんなわけで、これからも僕は積極的に涙活と関わり、涙の実践や研究をしていこうと思っています。それを役者として役に立てることはもちろん、多くの人の役に立つ日がきたらいいな。

 

まだまだお話したいことが尽きないですが、それはまた次の機会に。3時間泣かなくても、228粒も流さなくても、感動の涙にはストレス解消の効果があります。5分でも、1粒でも良いのです。

 

泣く日。

 

最近泣いてないなぁという方も、ぜひ涙活に挑戦してみてください。