2017年大晦日ということで、今年一年の振り返りをしたいと思います!こういうことをするといかにも年末って感じですね(今更)。振り返っていると1月や2月の出来事はもはやはるか昔のよう...... それだけ充実していた証でしょうか。諸々振り返りながら書いてみます。長文必至です。

 

僕の2017年は、メンズユニット『ポップジャンクスクール』のカウントダウンライブではじまりました。この頃は俳優としての活動と並行してメンズアイドルとしてライブに出ていました。1月8日に卒業するまで約半年間、アイドルという新しい環境の中で楽しいことも大変なことも経験できたのは凄く貴重な体験でした。今もスタッフとしてポップジャンクスクールの現場に顔を出したりしていますが、一緒に頑張ってきたメンバー、新メンバーもたくさん入ってワンマンライブに向けて頑張っている姿は見ていて嬉しいですし、励まされます。

 

アイドル卒業後は俳優活動に専念!と言いつつ結局色々やっているのが自分らしいところで。『涙活』の活動がその一つ。みんなで泣いてスッキリしましょう!という活動なのですが、今年は涙活でたくさんのメディアに出演させていただきました。3月の日テレ『サンバリュ』でははじめてVTRでの紹介だけでなく、スタジオに呼んでいただいてのトークでした。紅蘭さんに壁ドン頬ポン、という字面では意味がわからないですが、そんな展開もありました。涙活に限らず、バラエティ番組にいろんな形で出ていけるように、タレントとしてもっともっと駆け上がりたいとそんな気持ちを強く持った体験でもありました。涙活のおかげもあってか、お芝居の上でも涙を流すということが自然に、抵抗なくできるようになった実感があります。涙活の取材ではけっこう無茶ぶりも多いのですが、その成果が実感できて今では感謝です!!

 

今年はじめたことと言えば『琴』があります。区のイベントで先生と出会ったご縁ではじめたのですが、邦楽、和楽器には昔から興味があり、はじめてみることにしました。半年でなんとか演奏会に出られるようになりましたが、はじめての演奏はド緊張。新しことをはじめるのは大変だし、プレッシャーもあり、体力も使うのだと、そんなことを新鮮に感じていました。その分多くの発見もあって、自分には同じことだけを継続するのではなくて、新しいことにも積極的にチャレンジしていく方が向いているなと感じました。珍しいものも含め『多様な実体験』を持っていることを役者としての武器にしていきたいと思っています!お琴もしっかり形にしたいので、2018年にはお免状(腕前の証明書のようなもの)が取れるよう頑張っています。また、お琴をきっかけに興味をもつようになった伝統芸能、歌舞伎や落語のことも、これからもっと知りたいと思います。

 

そして今年はじめたことがもうひとつありました。島根県観光キャラクターしまねっこのアテンドをする『しまねっこフレンズ』としての活動です。いわゆる、ゆるキャラのお兄さんですね。しまねっこと一緒に歩いたり、ステージ上ではMCやダンスも披露します。今年はまだ一度しかステージに立っていませんが、来年も継続して活動していきます。来年1月20日には『しっぺいお誕生会』

に出演します!しまねっこフレンズとしての活動だけでなく、ここでたくさん学んで司会業に活かしていければと思っています。

 

 

こうやって振り返るといろいろなことをしてきた一年ではありますが、自分の中では、役者という活動に今までで一番深く向き合った一年で、役者として学び、考え、悩み、活動してきた一年でした。継続して演技レッスンで学べる環境ができたこと、目標として定めた映画鑑賞200本をはじめとするたくさんのインプット、現場での経験、それぞれがつながってきて、色々な面で手応えを掴むことができました。映画を観ていても、名優と呼ばれる俳優、第一線で活躍する俳優の演技が如何に凄いかということが、わかるようになってきました。それは、今までより映画が好きになって、より前のめりに観ている、ということであり、俳優に対してのリスペクトの気持ちがより強くなっているということでもあり、演技について理解度が上がったということでもあると思います。しかし演者である以上、尊敬や理解だけでは仕方がないので、自分自身が表現できるようさらに何倍もの努力をしていくしかありません。その努力がどれだけ大変がということも想像がつくようになってしまいましたが、同時に楽しみでもあります。

 

具体的に出演作について語りだすと終わりが見えなくなってしまうので、それはまたの機会に書ければと思いますが、今年出演させていただいた舞台や映画、一つ一つの作品が今年のハイライトです。どれもが貴重で忘れがたい体験でした。アイドルとして大活躍中のめせもあ。さんや、エロメンとして大人気の皆さんとも舞台を通して知り合えましたし、役者だけでなく色々な方面で活躍されている方々との交流は凄く良い刺激になりました。と同時に、純粋に応援したい、また、負けたくないとも思いました。何よりまた同じステージに立つためには、負けないペースで進化していくしかありません!

 

2018年、ありがたいことに長編映画が二本決まっていて、年明けには顔合わせ、そして撮影がはじまります。現場があるということに感謝し、気を引き締めつつ、現場に出ていない時、演技レッスンもお芝居以外の活動も、日常生活も全てが芝居につながるということを心に留めて、一日一日を大切に生きていきたいと思います!そしてその証を役者としてタレントとして、皆さんに届けられるよう、攻めの姿勢で突き進みます!

 

最後になりましたが、今年一年お世話になって共演者の皆さん、スタッフの皆さん、そして、応援してくださった皆さん、ありがとうございました!こうやって活動ができているのは皆さんのおかげです。ずっと応援してくださる方を、大切にしていきます。そして僕も、気持ちで、演技で、できる形で、恩返ししていきたいと思います。来年も応援してくださった方に、後悔はさせません。

 

2018年も、どうぞよろしくお願いいたします。  佐伯恵太