週末は、3週連続になる沢登りを楽しんだ。
貴重な連休なので、傾山に詰めあがる名渓‟ベニガラ谷”に沢中泊で行く計画だった。
しかーし直前に天気予報が不安定になり、日帰りのセカンドプランで今回のクマガ谷。
モノの本では、奥岳渓谷で一番の遡行価値があるという。
そのクマガ谷の中でも、一番下山路の短い右俣右沢に決定!
土曜のうちに移動し、下尾平のサマン谷出会い付近にある広場でいつもの焚火前夜祭
何故か? 先週と比べたら楽勝ムードがあって、しこたま飲んだ。
12時頃まで飲んだらしい。いつものように最後は記憶喪失・・・・・
夜中に寒さで目が覚めて寝袋に入った。
日曜
カレーの朝めし食って、車を一台下山予定の尾平トンネルに回送
行動開始は7:30ごろ。快晴だ。気温も充分高いし
沢沿いの林道をしばらく辿り、沢にかかる橋から入渓した。
しばらくゴーロ歩きで堰堤二つ超えてこの谷の核心部が始まった。
水温水量問題なし、岩のフリクションはイマイチ。
最初のデカい2段の滝は一段上がって二段目は左の凸部を
ここからは滝の連続が始まる。
山之口谷ほど立ってないけど、滑るので技術的にはナカナカ苦戦する。
タワシがないと戦えないタイプの沢
ここはボクがフリーで挑むも上がれず、Kさんが人工(カム&アブミ)で突破!
この階段状の滝は背中に大空間がある感じが怖かった
次から次に滝は続く。
そしてほとんどが直登できる。ハングしているヤツは2か所ぐらい巻いたかな。
左沢と別れてもアトラクション連発
タワシを駆使していくつかの斜滝を超えると
この谷最大の30㍍が
2段に分かれているので行けそう
最初のピッチリードして
そのままロープ付けてフォローが上がって
次はボクがフォロー
そしてまたそのまま上部を登る
ヤバくはないけど高度感あるピッチだった。
ナイスチームプレー♪
というかこのロープは6.5mmの補助ロープなんですけど(;^_^A
しかし最大の核心は最後の最後にやってきた
ボクが行こうとしている左には行けず、中のバンドをシャワークライムして上に上がる。
そこまではそんなに困難ではなかった。
しかしここで詰まった!
泥のルンゼには出口なし。
まあクライムダウンという手や、懸垂の支点はあったので、下まで降りて巻くという判断もあったけど
ここで登攀番長のLaLaLaさんが男を見せて、大きく外に飛び出すラインで直上し、キワドイ泥壁のトラバースして突破!
さすがですわ♪
前夜祭の途中で居眠りこいてパワーをためてましたね(笑)
トラバースはフォローも怖い
よくこんなところをリードできるわ。って感じのトラバース
これで難所は終了
あとはいつものように沢の最後の修行である急登を詰める
無事に稜線に上がった時は、また3人で抱き合った(笑)
遡行時間6時間 見積では4時間だったのだけれど(;^_^A
下山は気持ちのいい登山道で40分
今回も怪我無くオジサン沢登り満喫しました!
正直 先週の有名な山之口谷より難しかった。この経験もまた自信になりますね。
いくつか反省点あるので、修正してまたオモロイ沢行こう♪
デポしといたハイエースで、テンバに戻った途端に土砂降りに。
すごいタイミング。