9年ぶりにWindowsPCを買い替えたよ | UNTITLED

9年ぶりにWindowsPCを買い替えたよ

いよいよ来年、Windows10がサポート終了になるということで、Windows11の要件を満たしていない自宅WindowsPCの買い替えに迫られておりました。

 

半年くらい前から買い替えようと思いつつ、14世代のIntelCPUにあまり将来性を感じていなかったこともあり、「次のCPUがでたら買い替えるか」と思っていたのですが、Intelの15世代CPU「Core Ultra」プロセッサがまた・・・微妙な感じ。

特にCPU発売後に様々なサイトやYoutubeでベンチマークが出ていましたが、どれもこれもほぼ14世代CPUを超えられない低調な結果ばかりで、今回の世代からCPUに搭載されているAI用コアもスペック的には中途半端・・・

「もはやIntelCPUでPCを入れ替えるのはあきらめたほうが良いか」と、AMDのRyzen9で検討をしていたのですが、Intelが新チップセット用の新BIOSやWindows用のドライバを更新するというアナウンスがあったので、「まぁ、ゲーム用PCが欲しいわけじゃないからIntelに賭けてみるか!」と、IntelのCore Ultra9 285Kを軸に再度PCを物色したのでありました。

 

 

 

で、メーカーPCは拡張性がなかったり面白みがないので、BTO(Build to Order)で各社サイトで検討、見積もりをしたところ、TSUKUMOクリエイターPCに決定。

決め手は、最近のBTOパソコンにありがちなゲーミング特化のようなLEDがまぶしいガチャガチャした見た目のPCではなく、中がスケスケではなくて前面に5インチベイがあること(Blu-rayドライブを搭載するため)と、ケース内にデータ保存用のHDDをマウントできるシャドウベイがあること。

実際のケースの質感が気になったので、仕事帰りに秋葉原のツクモで実際のケースを確認し、プラスチックケースだけれど十分に質感はしっかりしていたので12月16日にネットで以下の構成で発注しました。

 

 

   CPU : Intel Core Ultra 9 285K

   RAM : DDR8-5600 64GB

   M/B:ASUS TUF GAMING Z890-PRO WiFi

   SSD1:Seagate FireCuda530R 2TB

   SSD2:Seagate FireCuda530R 2TB

   光学ドライブ:なし

   グラフィックカード:なし(内蔵グラフィックス)

   電源:CWT製GPW850S5(850W)

   マウス:なし

   キーボード:なし

   ケース:EX-623T-D

   OS:Microsoft Windows11 Pro

 

 

グラフィックカードはいろいろ悩んだのですが、ゲームをバリバリにやるわけではないのでウルトラハイエンドなグラフィックカードは必要なく、しかし、PhotoshopやPremiereなどのAdobe製品を快適に使用したいので、ある程度のグラフィックカードは必要。

また、AIで遊びたいという気持ちもあるので、グラフィックカードのメモリは12GB程度は欲しい・・・

と、TSUKUMOのネットショップサイトでBTOの構成をいろいろ検討したのですが、搭載可能なグラフィックカード一覧には「これだ!」というグラフィックカードがなかったのでグラフィックカードの搭載はやめ、おなじくTSUKUMOのネットショッピングでIntelから発売になったばかりのグラフィックチップB580を搭載したグラフィックカードを注文。

12GBのメモリを搭載し、動画のAV1エンコードが異常に速いということでこいつに決定をいたしました。

また、このPC(ケース)の決め手になった本体前面の5インチベイに搭載する光学ドライブに関しては、すでにPioneerのハイエンドBlu-rayドライブ「BDR-S13J-X」を購入していたので、こいつを搭載する算段なのです。

 

 

で、BTOの構成が完了し、発注、支払い手続きを済ませたところ、納品は年明けの1月7日とのことでした。

年末年始でPCの入れ替えやセッティングができないのは残念ですが、まぁ、年末のこの時期にBTOで注文したんだから仕方がないでしょう・・・

 

と、年明けの製品到着を待っていたところ・・・最終出社日の12月27日に到着してしまいました。

 

 

いや、年末年始にいじれるのはありがたいんですけどね。

 

 

 

と、いうことで27日の夜から作業開始。

 

まずは箱から出して決め手になったケースをじっくり眺めます。

 

 

ケース前面に電源スイッチ(スライド式)、USB Type-Cポート×1、USB3.1ポート×2、そして音声入出力端子。

最近のケースは前面にこの手のポートやスイッチなどがないケースも多いので、これだけでも個人的にはポイント高いです。

 

 

そして、マグネットで固定されているパネルを外すと5インチベイと5or3.5インチベイが顔を出します。

普段使わないときはパネルで蓋をしておき、使うときはパネルを外してBlu-rayドライブなどを使用できるというわけです。

ちなみにこのパネルはケース下段の通気メッシュのところに貼り付けられるので、そこにつけておけば無くさないので便利です。

 

 

背面はこれといった特徴はありませんが、黒塗りされているので高級感があり好感が持てます。

(「どうせ背面なんて見えないだろ」と、手を抜いていないところが良い)

 

 

そして天面には「TSUKUMO」のロゴがついた天板があるのですが・・・

 

 

こちらもマグネットで固定されているだけなので簡単に外せます。

天板の下はメッシュになっており、後でケース内部の写真を見ればわかりますが、このケース上部に水冷用のラジエーターとFANが搭載されているので、ケースと天板の間を空けることで通気を良くして冷却効果を上げ、ほこりがたまったらここから掃除できる仕組みになっています。

 

 

さて、ケースを空ける前にまず通電確認。(Windows11の起動まで)

万が一初期不良で電源が入らない場合、ケースを開けていろいろいじった後だと初期不良扱いにならないかもしれないので、これ、重要。

 

おぉ、ちゃんとPC起動時に「TSUKUMO」のロゴが表示されるのね。

ってことはBIOSもちゃんとTSUKUMO仕様にカスタマイズしてもらってるんだ、ちゃんとしてるな。

 

 

 

で、OSが無事に起動したことを確認したらそのままシャットダウン。

電源ケーブルを抜いて作業用の(うそ、置くところがなかっただけ)PCが入ってきた段ボールにPC本体を移動してケースを開けます。

 

 

おぉ、水冷仕様のPCは初めてですが、さすが水冷、スッキリしてますね。

まぁグラフィックカードとか搭載していないからというのもあるのですが・・・

ケース内配線もしっかり束ねられてスッキリまとめてくれています。

仕事が丁寧。

 

 

裏側を開けるとこんな感じ。

下部の電源のところに電源関連のケーブルがギュッと詰まっています。

グラフィックカード用の電源やHDD用の電源もここから配線を引き回せば何とかなりそうです。

 

 

ちなみに、赤枠のところが3.5インチのシャドウベイになり、3.5インチHDDや2.5インチSSDなど最大4台搭載できます。

で、ココにこれまで使っていたPCのデータ保存用HDDと、追加で購入していたHDDを搭載しよう・・・と思ったら、今使用しているSATAケーブルの片側がL型のコネクタになっているのでこのケースでは使用できず、慌ててAmazonで注文。

また、今回はHDD4台とBlu-rayドライブ1台、合計5台の機器を接続しなければならないのですが、今回のマザーボードはオンボードで4台分のSATAポートしか搭載していないため1ポート足りず、SATA増設用PCIeボード1枚、電源もBlu-rayドライブ用のSATA電源が引き回せないため、MolexコネクタからSATAコネクタに変換するケーブルも一緒に注文。

28日中に届く・・・ということでそれまで次の作業はお預けとなりました。

 

 

 

 

で、Amazonで注文したケーブルやPCIeカードが28日に届かず29日の午前中に届いたため、2日ぶりに作業再開です。

 

 

SATAポート増設用のPCIeボードを接続し、そこにBlu-rayドライブ用のSATAケーブルを接続し、マザーボードのSATAポートにはHDD接続用のSATAケーブルを接続。

ここまでしてようやくグラフィックボードの接続です。

 

 

本当は「ASRock Intel Arc B580 Steel legend」を買いたかったのだけれど、どこにも在庫がなかったのでオーバークロック周波数が若干劣る「SPARKLE Intel Arc B580 TITAN OC 12GB」を購入。

中身はこんな感じです。

 

 

グラフィックボード本体を支えるステイが付属しています。

ドライバソフトなどはついていないのでIntelのサイトからダウンロードする必要がありますが、まぁ、今となっては当たり前か。

 

 

そんなこんなで配線、機器の接続が完了したのは29日の午後一。

 

 

で、オーディオ部屋ではなく、寝室兼PC部屋に新しいPCを設置。

 

 

電源をいれてWindows11の初期設定を済ませ、すべてのドライブがオンラインになっていることを確認し、アプリケーション(Adobe製品、Office365、セキュリティソフト、その他ツール等々)をインストール。

さらに旧PCとネットワーク接続をして旧PCに置き去りになってしまっているデータや設定ファイルをコピー。

 

Amazonの配達遅延の影響で1日遅れになってしまいましたが、2024年内に新しいPCを本格稼働させることができました。

 

 

いやぁ、9年ぶりに新しいPCに入れ替えると・・・PhotoshopもPremiereも何もかも快適極まりないですな。

 

 

とりあえず現時点で最新、最高のCPUで組んだので、またしばらくコイツを使い続けられるでしょう。

 

 

あ、あとは来年か再来年にはMacも入れ替えなきゃいけなくなるよなぁ・・・

どうしよ?