Amazonで格安ノートPCを買ってみる
さて、Amazonで新品で49966円という格安ノートPCを買ってみました。
事の経緯はというと、オーディオ部屋でCDを聴きながら文章を書いたりブログを更新したり・・・そういうことをしたいなぁと、思うことが多くなりました。
特に昨年末はジャズ批評の企画に参加をさせてもらったりしているので、そういった原稿を書いたりレビューのメモ書きをしたかったりした訳ですが、昨年は使えるノートPCが無かったのでiPhoneでメモを取りながら、それを元にデスクトップPCで原稿を書く・・・という事をしていたのですが、まぁ、無駄が多い。
実は相当前に購入したNECのモバイルPCがあるのですが、メチャメチャ古くてバッテリーが死んでるWindows7機ということもあり、どこかのタイミングで何らかのノートPCは買わないといけないなぁ・・・とは感じていたのです。
実は昨年末頃から色々と物色していたのですが、そのときにはガチに使おうとそれなりのスペック(Core i7やRyzen7以上)で探していたのですが、「これだ!」と思った機種が急に価格改定で値段が爆上がりしてしまったりして購入には至って居なかったと言う状況でした。
しかし、いよいよなんとかしたいな・・・という思いが強くなり、重い腰を上げて新しいノートPCの購入に踏み切りました。
(知り合いのノートPCが故障をして復旧やデータリカバリ、新しいPC購入のお手伝いをしたことも大きく影響している気がする)
では、どういうPCを選んでいこうか・・・と、改めて要求をまとめてみることにしました。
・オーディオ部屋でメモ書きをしたり文書の作成、ブログ更新などが出来る程度の処理能力
・たまにはYoutube等の動画をみることもあるかも
・メモリとSSDだけは少し多めに欲しい
・ガチの利用(写真編集や動画編集など)はデスクトップに任せることにする
・メーカーは問わない
・できるだけ安いPCを購入してみる
ここまで来ると、かなり低スペックのPCで事が済みそうです。
で、上記を元にAmazonで色々と検索をしてみたところ、型落ちのメーカーPCの再生品であればかなり安く購入出来そうではありますが、再生品はなんかヤダ、型落ちも4,5年前のPCだから寿命が短そう・・・と言うことで除外。
海外メーカーの製品でかなり良い線のPCはあったのですが、メモリやSSDが小さかったりして見送り・・・
ということで、散々検討をした結果、無メーカー(?)の怪しいノートPCにしてみようと思い至った訳です。
なんかもうね、怪しさ満点なんですよ。
主なスペックは以下の通り。
【CPU】
Intel Celeron N5105
【メモリ】
16GB
【SSD】
512GB
【モニタ】
16インチ(1920x1200ドット)
【OS】
Windows11 Pro
【Office】
Microsoft Office 2019インストール済み
ね?
怪しさ満点でしょ?
特にWindowsのライセンスやOfficeのライセンス。
まぁ、これらのライセンスは別に持っているので、最悪、ライセンス不備で使えなかったとしてもなんとかなります。
とにかく機械としてちゃんと動いてくれればOK。
あと、本体のボディカラーが緑って言うのが良い。
心の中でそんな割り切りをしてコイツを購入してみることに決定。
で、6月24日に注文をして納品予定日が7月17日となっていたので、中国からだとまぁそのくらいかかるのか?と気長に待とうとしたら7月2日に届きました。
・・・予定日より早すぎない?いやまぁ、早い分には良いんだけどさ。
で、届いた段ボールから取り出したのがこの梱包箱。
「NOTEBOOK」としか書いていない異様さ・・・なんか怖くなりますな。
恐る恐るこの箱を開梱してみると、メーカー品のような段ボールや緩衝材でビッチリ収まっているというよりも、エアパッキンでさりげなくノートPCが入っておりました。
一応保証書のような用紙と「UserManual Windows11ユーザーガイド」という冊子が。
この冊子、Windows11の扱い方について書いてありますが、PC本体に関してはあまり書いてありません。
おそらくWindows11搭載機の共通品なのでしょう。
でも、記載されている日本語はほぼほぼちゃんとした日本語なので、一応日本で作られた冊子なのかなと思います。
ちなみに、他にはお礼のお手紙(印刷)と金属製のしおりがおまけ(?)として入ってました。
で、いよいよ問題の本体です。
ノートPC専用のエアパッキンから不織布の包に入ったノートPCを取り出すと、緑色のノートPCが姿を現しました。
ノーブランドとはこういうものなのか。
天面にロゴはおろか模様も何も無い状態なので、一瞬こいつが本当にノートPCなのか疑いたくなってしまいます。
底面もこんな感じ。
よくメーカーPCの底面には型番やシリアル番号などのシールが貼ってあるのですが、こちらは気持ちいいほどに何もありません。
なんかPC風おもちゃを見ているような不思議な感覚です。
しかも、天面、底面、内部のモニタ、キーボードすべての面にビニールシートが貼ってあり、かなり厳重(?)に梱包されていますが、やり過ぎ感いっぱいです。
ちなみに、本体の右側面にはUSB2.0ポートが1つ、USB3.0ポートが1つ、イヤフォンジャックが1つ。
左側面にはUSB3.0ポートが1つ、ミニHDMIポートが1つ、電源ポートが1つ。
TYPE-Cポートはゼロです。
まぁ、使うとしてもUSBメモリでデスクトップPCとデータのやり取りをするかどうかだけなので別にいいかなと、割り切りました。
ちなみにその他の付属品は技適マークが見つからないACアダプタと、2.4GHzの無線レシーバー付きワイヤレスマウス1個です。
ノートPCを使う場合はマウス使わない派なので、なんだか頼りなさ気なコイツは段ボールの中に封印です。
さて、ここまで来たら後は本体の電源を入れて初期設定をするだけです。
電源ケーブルをさして充電をしつつ、キーボードの電源ボタンをON!
・・・あれ?
電源が入らないぞ?
もう一回・・・・ポチッ!
・・・・・・・あれ?
電源が入らない。
ヤバい!初期不良なのか!?
かなり焦りつつ、電源ボタンをじっくり2秒程度長押しをしてみると・・・電源のLEDが点灯して電源が入りました。
・・・あ、焦らせやがって・・・!!
ポチッと押しただけじゃ電源入らないのかよ!?
とにもかくにも無事に電源が入りWindows11が起動していきます。
おぅ、Adminで起動して初期設定なしか!?
余計に怪しさ満点だが、まぁいい。
とりあえず無事にWindows11が起動してきました。
起動はかなり早いほうだったかな。(計測してないけど)
それはそうと、キーボードが日本語キーボードじゃないのでちょっとクセがありますが、まぁ、使っていけばそれなりに慣れるでしょう。
で、この手のPCの場合、Windowsがちゃんとアクティベーションされていなかったり、プリインストールのOfficeが使えなかったりする場合があるらしいので、Windowsがちゃんとアクティベーションされているか、Officeは使えるかを確認です。
とりあえずWindowsもOfficeも今のところ問題なさそうです。
あとは、中華PCだと思うので変なプロセスが裏で動いていないかを確認です。
タスクマネージャやリソースモニターで怪しいアプリや通信がないかを確認しましたが、とりあえずは問題なさそうです。
うん、これなら問題なく使えそうかな?
と、いうことでこのブログは今回購入したノートPCで書いていますが、キー入力時に少し慣れないところはありますが、それ以外は問題なくサクサクと動いています。
唯一気になったところは・・・・何気にファンが「う゛~ん・・・」と、盛大ではないにせよ唸るところでしょうか。
Celeronだからそんなに熱くならないだろうと思っていたのですが、そこそこ熱を出すので定期的にファンが動く感じです。
まぁ、オーディオ部屋でボリュームを上げて音楽を聴いているときであれば気になるようなレベルではないのですが・・・
とりあえず買ってすぐなので不具合らしい不具合は出ておりませんので、オーディオ部屋での文書作成などはしばらくこいつを使っていこうかと思います。
あとは、Officeに関しては「使ってて大丈夫?」という不安がなくはないので、プリインストールされているOfficeはアンインストールしてOffice365をインストールしようかな・・・。