なにやってんだ、オレ
なにやってんだろ、オレ。
どうしちゃったんだろ、オレ。
今日、仕事で職場の人と3人で秋葉原へ行きました。
で、仕事のためにいくつかのお店を転々と・・・。
ようやく仕事を終え、ちょこっと秋葉原をブラブラ。
ヤマギワの前を通った時、「ここ、高いからここで買い物なんかしないよなぁ。」などと話ながら、「ちょこっとオーディオ、見ていこうか。」と言うことに。
冷やかし・・・とまでは言わないまでも、特に買うものも買うつもりもなく高級オーディオコーナーへ。
そこでしばらくオーディオマニアでない1人の同僚にいろいろと勧める。
というか、無理矢理オーディオユーザーにしようといじめてみる。
そんなことや、B&W社のシグネチュア800を見ながらウットリとして束の間の時間を過ごしておりました。
で、そろそろ閉店(なぜか7時に閉店とのことでした)ということで、とりあえずヤマギワだといくらするのだろうと、今後買えれば良いなぁと考えているCHORDのDAC64の値段を聴いてみることにした。
あくまで、ヤマギワのようなどちらかと言うと値段の高いお店ではいくらするのかと言う、参考程度に聴こうと思っていただけで、アンプの支払いも終わっていないし、買うとしたら今年の末かなぁと、あくまで目標金額の設定のために聴いてみただけなのでした。
しかし、まさかこんな結果になろうとは・・・・。
私「すいません、CHORDのDAC64って、扱ってますか?」
店員「はい、扱っておりますよ。」
私「で、おいくらですか?」
店員「はい、それがですね、実は展示品だった初代のDAC64が有りまして、中身は新品に交換してもらったんですが、こちらが○○万円になっております。一応、mkIIもお取り寄せできますが。」
私「え!?じゃぁ、mkIIの方を取り寄せてもらうと、いくらになりますか?」
店員「はい、××万円になります。」
私「すいません、展示品の方を12回い払いで。」
・・・・・・あれ?
こんなはずではなかったのに・・・?
思わず衝動買いですか?俺。
まだアンプの支払いも終わってないのに。
いつの間にこんな人間になっちゃったんですか?俺。
一緒に居た同僚も「こいつ、マジで買ってもた!!」という顔でこちらを見ております。
はい、すいません、買ってしまいました。
そんな自分に呆然としながらも片手にDAC64を抱え、同僚と別れて帰宅。
長男の衝動買いに家族は当然のようにあきれ顔。
というか、もはや見捨てられたような顔をされてみる。
しかし、買ってしまったものは仕方がない。
活用しなければ。
ということで、早速接続。
とはいえ、トランスポーターはないので、MarantzのCD-Recorder「DR-17」からDAC64に接続することにする。
しかし、DAC64側の端子を見てみると、繋がりそうなケーブルは光デジタルケーブルくらい。
同軸デジタルはDR-17側はRCAで、DAC64側はBNC端子なので、接続できるケーブルがなく、仕方なくとりあえず転がっていた安物の光ケーブル(しかも5m)で繋いで見ることに。
RAMバッファリングは最大にしてみる。
で、試聴。
・・・・目からウロコが何枚落ちたことでしょう。
こんな劣悪な接続環境で、しかもトランスポーターとしての機能は低いはずのDR-17なのに、なんて素晴らしい音がするのでしょうか。
低音の量感が増え、それでいて不自然でもモワッとしてもない雄大な低音。
中~高音の晴れやかで広大なスケールの音も絶品。
音の解像度も素晴らしく、超繊細な音が明瞭に鳴るのには吃驚。
ハッキリ言って、今までのDR-17のDACとは次元が違います。
これは・・・・買って正解だったのではないかと思えるくらい、非常に大満足の音を出してくれます。
しかもこの劣悪環境で。
ただ、唯一の難は、電源スイッチがないので、電源ケーブルを抜かない限り電源をOFF出来ないことでしょうか。
しかし、とにかくこの音には参りました。
素晴らしいの一言です。
あとは・・・きちんと支払い計画をたてることかな・・・・・。