DVD-Audioのドナルド・フェイゲン『ナイトフライ』がなかなか良い
なんだかこの土日はほとんど記憶が無い・・・と言う程にぐったりと寝ていた。
ほんと、起きていた記憶がほとんどない。
さてさて、そんな起きていた僅かな時間で、金曜日に買ったDVD-Audioソフトを聴いた。
まずはドナルド・フェイゲンの「ナイトフライ」。
5.1chで再収録されている模様。一応、センタースピーカーは使わずに聴いてみることに。
・・・・思っていた以上に良い。
リアチャンネルの不自然さはほとんど無く、きちんとフロントチャンネルの音を引き立てている。
時には、各スピーカーの中央部(頭の中辺り)で音が聴こえてきて面白い。
これは、CDを持っている人も改めて楽しめる。
さて、お次は奥村愛の「愛のあいさつ」。
バイオリンとピアノのペアで5.1chサラウンド。
チョっと訝し気に思いつつも、これまたセンタースピーカーを抜いて試聴。
・・・・おう!これも想像とは全く異なった好録音、好マスタリング!センタースピーカーが無くても、中央部にしっかりとバイオリンが定位して、音が薄くなることも無かった。
しかも、ピアノの音もかなり透明度が高い。
どこを聴いても嫌みの無い音。
高音部のキンキンとした嫌みも無い。
これはかなり良かった。
今後、ワーナーミュージックには国内のハイサンプリング録音盤の積極的な移植を熱望!
最近、わけの分からない「DVD-MUSIC」とかいう得体の知れない規格でソフトが出るらしいが、DVD-Audioとの明確な差別化が一般消費者には区別できなくて混乱を招くかも。
チョっと心配な今日この頃。