ストレス解消
床屋に行きさっぱりとして、昼飯を食った後、清清しい気分で昨日買った「ココ/塚原小太郎トリオ+4」を鳴らして見ることに。
「ガオー!!」虎の鳴き声から始まった。
正直、安いサンプラーを使ったのか、狙いなのか、ノイジーで虎の声だかノイズなんだか良く分からなかった。
が、その虎の鳴き声がフェードアウトしていくのと同時に、元気の良いドラム、ベース、ブラス、ピアノの音がバーン!と出て来て思わず嬉しくなってしまった。
で、同じGMLレーベルのxrcd「EASY WALKER/ラリー・フラー」と比べて非常にキリっとした気持ちよくて晴れた音に吃驚。
オーディオ雑誌風に言うと、「粒立ちの良い」音と言うか、「見通しの良い」音と言うか、とにかくCD臭くない良い音!
思わずノリノリな楽しい気分で1枚聴き通してしまった。
ここで、部屋があまりに寒かったため、一時CD鑑賞を中断。
エアコンをつけて部屋を出る。
1時間程別の部屋でテレビを見ながらダラダラとして、再度試聴開始。
まずは、エアコンを切る。
次に聴いたのは「Sugar High/鬼束ちひろ」。
ひさしぶりにこのステレオで鬼束ちひろの声を出す。
まずは、鬼束ちひろの通った声、芯のある声にウットリ。
しばらくトランス状態に入る。
が、どうも音のフェードアウト際や、無御状態になる場面での「サー・・・」というノイズが気になる。
このノイズ、システム自体のノイズでは無くて、CDから発せられるもの。
かなりノイジーなCDだ。
勿体無い。
で、そこが気になると、結構いちゃもんを付けたくなってくる。
悪い性格だ。
で、何が気に入らないって、せっかくの綺麗な声に被せられる質の悪いデジタルリバーブ。
声に広がりを持たせると言うより、声を不鮮明にしてしまっている。
勿体無い。
どうせなら、もっとアコースティックに、コンサートホールや教会なんかでレコーディングしてもらいたい。
要らないデジタル処理はすぐに飽きてくる。
もっと、鬼束ちひろの「生」の声を活かすレコーディングにしてもらいたい。
で、最後に「LET MY TEARS SING/安カ川 大樹」をかける。
最近、このCDを大きな音で鳴らして以来、他のCDでも低音が出やすくなった。
スピーカーのウーファーが低音の出力に馴染んで来たのか。
バカでかい低音のおかげで・・・。
ともかく、これで鑑賞終了。
有意義な時間を過ごせた。
CD鑑賞は最近の唯一のストレス解消法。