タイムドメインの卵形スピーカー
今日、仕事の帰りに某氏の事務所にお邪魔した。
そこで氏が自信ありげに聴かせてくれたのが、タイムドメインの一番安い方の卵型スピーカーでした。
私はズバリ、このスピーカーの音は好きではありません。
氏もそれを知っているはずで、それを知っていてなお、私に聴かせようと言うことは、なにかいろいろと企てていそうです。
望むところ!とばかりに、スピーカーの前に設置された椅子に腰掛け、氏のセットしてくれるCDから出てくる音に耳を澄ませました。
するとどうでしょう!
いままでにこのスピーカーからは聴いたことに無いような音が出てくるではありませんか!
定位感こそは薄れるものの、音場感や音の広がり、それ以上に低音の出方と切れの良さに驚きました。
氏によると、内蔵アンプを使わずに、このスピーカー用にカスタマイズした外部アンプでドライブし、1KHz以上の音をスピーカー本体の台の部分に上方向に向けて設置されたツィーターから出力しているとのこと。
なるほど、ここまで手を加えてここまでの音になりましたか・・・・・って、これじゃまるっきり別物じゃ無いですか!?という突っ込みはさておき、このスピーカーにここまで苦労して手を加えた氏の情熱に脱帽な1日でした。