CEATEC 2002TOKYO
仕事で幕張メッセで開催されているIT総合展示会「CEATEC」へ。
STマイクロなどで映像、音声関連のチップをいろいろと眺めたり、他にも各社の機器をじっくりと観て廻っていると・・・、なにやら賑やかで、非常に場に似つかわしく無い綺麗な音が聴こえてくるではありませんか。
音をたどって行き着いた先は・・・村田製作所でした。
村田製作所のチップ関連の展示をサーッと見て廻り、美音が漂っている源に行き着きました。
そこでは、村田製作所の無指向性スピーカー「ES024」と、球型ツィーター「ES103A」が美音を放出していました。
他に無指向性で時間差のない音を出すスピーカーとして、タイムドメインの「Yoshii9」を聴いたことがありますが、全く別モノの音でした。
ハッキリ言って、Yoshii9の音は嫌いですが、このES024の音は良いです。
まぁ、個人的にはもう少し高音が前に出て来て欲しいのですが、全然妥協できる範囲内です。
低音もしっかりと出ていますし、ありがちな低音のモワつきも少なく、形と大きさからは考えられない音でした。
そのスピーカーのブースにいた担当者の人に、「Yoshii9なんかより全然良い音ですね。」というと、「Yoshii9の作者とは知り合いなんですが、まぁ、あちらは出来物のユニットでやってますから、ユニット以上の力は出せないんでしょうね。こちらは、ユニットからきちんと作って設計しましたから。あと、Yoshii9には、ウチのツィーターのES105が合うんですよ。ということは、Yoshii9はやっぱり音が遅れて出て来ていると言うことなんですよ。」と、自信満々にES024を語っていらっしゃいました。
村田製作所のブースを離れ、他にも大企業がこぞって携帯電話関連製品やAV関連製品等を展示している会場に移り、そこでも様々なブースでうらやましい商品を見て廻り、非常に有意義なイベントでした。
すっかり仕事を忘れて(?)楽しんでいる自分がいました。
とはいえ、お仕事もきちんと忘れずに(?)見て廻るべきところはしっかりと押さえて、会場の端から端まで隅々を見て廻り、会場を後にしました。
後は、台風に巻き込まれる前に、速やかに会社に戻るだけ・・・と思ったのですが、もう時間も時間だし、雲行きはどんどん怪しくなっていくし・・・。
ということで、会社に電話し、直帰の許可をもらい、さっさと家に帰ることに。