DAISOのCD
フラっと100円均一ショップへ。
店内をブラブラしていると、なんと音楽CDが売っているでは有りませんか!
しかも、見ていると「24ビットマスタリングおよびDDDデジタル編集採用。臨場感のある音質でお楽しみください。」と書いてあるものがあるではありませんか!
しかもたくさん。
おもわず、その24ビットマスタリングのCD9枚を含む計14枚のCDを買ってしまいました。
家に帰り、100円均一ショップで買ったCDを聴いてみる・・・。
まずはピアノの曲を聴いてみると、なんとなんと、良い音が鳴っているではありませんか!
確かに、一般に「高音質」と呼ばれているクオリティの高いCDと比べると、録音状態は良く無いとは思いますが、ハッキリ言って、これだけの音質があれば十分です。
感動ものです。
次に、フルオーケストラのCDを聴いてみることに・・・。
これは・・・音がこもっているというか、ホールの反響音をそのまま録音してしまっているので、「オーディオ的には」録音状態は良く無いと言い切ることが出来ます。
が、「臨場感のある」という点を考えると、公民館等の会場でコンサートを聴いている感じは十分に味わえます。
音的には楽器と楽器の音が混じりがちになるのですが、そこも「一流コンサートホール」では無いと考えれば、「確かにこう聴こえるな」と感じることができる範囲です。
低音も十分に入っているので、迫力もあります。
まぁ、オーディオ的には「高音質」とは言えませんが、音楽を楽しむのには十分な音質では無いでしょうか。
最後に、バロック音楽を聴いてみると・・・チェンバロの音の響きやバイオリンの小さな音まで、しっかりと鳴らしているではありませんか!
しかも、パイプオルガンの音等は、非常に良く録音されており、その辺の安物CDではここまでの高音質のものはないだろうと思わせる程、しっかりと聴かせてくれます。
どのCDも、演奏者の名前も書いていなければ録音日時も書いておらず、確かによくよく聴けば演奏も「一流」とは言えない演奏ではありますが、しかしこのCDが100円という金額で売られていると言うことに非常にショックを受けました。
大創産業、恐るべしです。