インターナショナルオーディオショウ2002
今年も「インターナショナルオーディオショウ」に行ってきた。
仕事と言う名目で。
朝一で会場に入り、隅から隅まで観て(聴いて)廻る。
朝一で行ったせいか、例えばアクシスのブースなどはセッティングが終わっていないような状態。
アクシスのブースは別棟というせいか、お客さんは僕一人。
一応、トランスペアレントのケーブルを扱っているメーカーでもあるので、じっくり観て回る。
ついでに、トランスペアレントのケーブルのネットワーク部のケースの形状が変わっていることに付いて質問すると、思った通り内部のネットワークの変更も行われている模様。
さらに担当者の人に、ケーブルの端子部分を変更(Yラグからバナナのように)してもらうことは出来るのか聴いてみると、「やったこと(受け付けたこと)は無いが、出来ると思う。また、2週間に1回はメーカーと商品の流通があるので、向こうに送って取り替え作業をしてもらっても、そんなに時間はかからないと思う。あとは、いくらかかるかの見積もりだけだと思います。」という返答。
なるほど、いざとなったらトランスペアレントのリファレンスXLのスピーカーケーブルをYラグから別のプラグに変更してもらうことは出来そう。
さてさて、他のブースでもいろいろと質問をして回る。
その中でも今回最も輝いていたのがTEACとLUXMANのユニバーサルプレイヤーです。
どちらともパイオニアのDV-S747Aを基に開発しているものの、基本的には全くの別物。
音質改善のために必死になって、自社のフラグシップモデルとして通用するように設計したと言うのが良い。
実際のCDの音質も、DVD(対応)プレイヤーとは思えないほど高級CDプレイヤーに肉迫。
価格は50万円と40万円。
決して「高い」商品だとは思いません。
絶対にこれ以上の価値は有ると感じる良い商品でした。
他にも購買意欲を沸せてくれたのがCHORDの「DAC64」と、JOBの「THE JOB500」と「THE JOB300」。
手が届く価格で良さそうな商品。
特に、今、アンプを買い替えようとしている私にとっては非常に魅力的な商品でした。
他にも様々な良品が有りましたが、ここでは下記きれない程有りますし、どうせ他のサイトで書かれるでしょうから、インターナショナルオーディオショウはここまで。
次に、同じ有楽町で行われた「ハイエンドショウ」に行くことに。
1フロアのこれといって広く無い会場に各メーカーのブースが仕切り板無しにひしめき合っていた感じ。
ちなみに、こちらではインターナショナルオーディオショウには出ていなかったディナウディオのスピーカーがデモ用に多く使用されておりました。
そんな各ブースの中でも最も注目していたのがTAOCのブース。
しかし、今回はTAOCだけでなく、SHARPと一緒にブースを構えておりました。
TAOCブースでまず目に飛び込んできたのが、FC3000のユニットを引き継いでいるセンタースピーカー。
メーカーの人曰く、「ウーファーユニットが2つになっているので、FC3000等と音量的に合わせるため、ウーファーユニット2基を16Ωで動作させて、バランスをとっている」とのこと。
ちなみに、このセンタースピーカーは来月には正式に発表されるらしい。
また、スーパーウーファーも展示してあったのには驚いた。
これもTAOC製品で、メーカーの人曰く、「とにかく超ハイスピードの低音がガンッ!ガンッ!と歯切れよくなるんです。これは、内部で音を圧縮して瞬時に音を出し切るように設計しているので、音楽の再生にも非常にお勧めですよ!」とのこと。
ちなみに、この解説員の縄田さんとは、いろいろとお話をした。
アンプの買い替えを検討していることを伝えると、様々なアドバイスをいただき、他にも今回の新製品についていろいろと教えていただいた。
つぎに、TAOCとブースを構えているシャープの人に、参考出展されているユニバーサルプレイヤー「DS-SX200(だったかな?)」について質問。
ユニバーサルプレイヤーに関しては、各メーカーはパイオニアのDV-S747Aを基に開発をしているが、シャープは独自に0から開発すると考えて良いのかという質問に、自信満々という感じに「そうです!」と返答。
なるほど、これは期待できますな。(どうせ価格は高くて僕には手の届かないものになるだろうけど・・・)
そんなこんなで、ハイエンドショウはリスニング環境こそマトモでは無かったものの、それなりに充実した時間を過ごせました。
で、帰りに秋葉原に寄って、
諏訪内晶子 / シベリウス:ヴァイオリン協奏曲(CD)
を購入。
で、帰宅。