買ったCDを聴きまくる休日
昼飯も食べ終わり、一息ついたところでCDの一人試聴会を開始。
まずは「ドヴォルザーク・チェロ協奏曲ロ短調(xrcd2)」をかけてみる。
このディスクは、1960年に録音されたもののマスターテープを2001年にxrcdマスタリングしたもの。
はたして今から40年以上も前の録音がどれだけ鳴るのか、楽しみです。
・・・・・なんと言う事でしょう!
確かにCDをかけると、マスターテープに含まれていたのであろうテープ独特のヒスノイズが少し入っているものの、そんなものを忘れさせる程のオーケストラの鳴りっぷりに思わずポカンとしてしまう程でした。
全ての楽器が明瞭に鳴り、曇りの全くない澄み切った空気感は絶賛ものです!
ハッキリ言って、ここまでの期待はしていませんでした。
なにせ、録音の古いマスターをCD化したものは非常に劣悪なものが多く、そう言うものを聴いていた自分としては、目からウロコが何枚も落ちてしまう程の驚きがありました。
思わず時間も忘れて最後まで聞き入ってしまいました。
xrcdの底力(マスタリング技術者の底力?)には脱帽です。
次に村治佳織さんの「アランフェス協奏曲(xrcd2)」を鳴らしてみることに。
いつもは4.1chで聴いていたので、2chのみの今回はある意味新鮮です。2chで鳴らしてみると、いままで4.1chで鳴らしていた時にはセンターチャンネル分音の成分が薄くなっていた部分が非常に明瞭になり、今までとは異なった雰囲気のアランフェス協奏曲になっていました。
録音状態も非常に良く、4.1chで聴いていた時には「ホールの感覚」を絶妙に演出していましたが、今回はリア部分のサラウンドが無くなった分、音像がハッキリと写し出され、DVD-Audio盤とは全く異なった魅力を感じさせてくれました。
お次は高島ちさ子さんの「Lovin'you(CD)」を聴いてみることに。
バイオリンの高音が非常に美しく、高島さんの演奏をバックアップしているほかの楽器の存在感もきちんとしており、非常に楽しめた。
最後に長谷川陽子さんの「ノルウェーの森(xrcd2)」を聴いて終了。自分としては非常に有意義な1日。