東京インターナショナルオーディオショウ2001
東京国際フォーラムで開催された「2001東京インターナショナルオーディオショウ」に行った。
実はこのインターナショナルオーディオショウに行くのは初めて。
知り合いから「本当にオーディオ機器を視聴したいんならオーディオエキスポよりもインターナショナルオーディオショウに行くべき!」と言われていたので、どうしても行きたかったイベント。
土曜と日曜は出張なので、行くには今日しかない!
ということで、一度会社に寄って少しだけ仕事をしてから出発。
午後2時から愛読書である「ステレオサウンド」でお馴染みのオーディオ評論家「菅野沖彦」「柳沢功力」「朝沼予史宏」の御三方の特別講演「オーディオ言いたい放談」が行なわれると言うことで、これは絶対に聴きたいと思い12時に会場に到着。
入場者登録を終えて12時10分。「オーディオ言いたい放談」までまだまだ時間があるので、早速各ブースを見て回ることにする。
まずは、他人の流れに身を任せそのまま5階の会場へ。
会場と言っても、小さな会議室(防音バッチリ)がたくさん並んでおり、各メーカーはその会議室の中で商品のデモンストレーションをしている。
その中で特に興味があるのは日本マランツのブース。
B&Wが最近発表したばかりのハイエンドスピーカー「Signature800」をデモンストレーションしているであろうと推測し、すかさず日本マランツのブースへ。
ブースに入ると、幸いなことに人の数が少なく、椅子に座ってじっくりと聴いていられそうな雰囲気がある。
まずそれを確認し、フとブースの前方に目を向けると・・・憧れの「Signature800」が堂々とその姿をさらしているではありませんか。
まずはその概観にウットリし、椅子に座って試聴してウットリ。
なんと言えばいいのか、まるでブース内の空気まで作り替えてしまっているような音。
ものすごく自然で、それでいて低音のスピード感がなんとも言えない。
聴き疲れしないし、自然に音楽に心を奪われてしまうような心地よさがあった。
でも、マランツのアンプじゃちょっと役不足感を感じてしまった。
日本マランツのブースで40分近く試聴した後、となりのレコトン・ジャパン・インク、オルトフォンジャパン等を聴いて回り、時計を見ると1時半。
「オーディオ言いたい放談」を聞くにはそろそろ別会場に移らなければと思い、「オーディオ言いたい放談」が開催される別会場の方へ。
別会場に移動する途中にアクシスやユキムなどのメーカーのブースを覗きながら、特別講演受付に到着。整理券をもらい、予定時間よりも少し押して入場。
定員200人の会場はすぐに満席。
で、特別講演「オーディオ言いたい放談」のはじまりはじまり。
菅野氏や柳沢氏のオーディオ哲学に納得してみたり、朝沼氏がロックを大音量で聞く為に数々のスピーカーをブッ飛ばしてきた話に爆笑してみたり、菅野氏の国内オーディオメーカーへの苦言に同調してみたりと、非常に楽しい2時間でした。
で、それが終わってからこのイベントの事を教えてくれた知り合いのY氏と合流。
リンのブースでアンプやCDプレイヤーに感動し、スピーカーの形状に文句を言い、大場商事のブースで非常に細身のトールボーイ型AVALONのSymbolの音質に感動。
他にも各ブースで試聴し、5時からティアックブースでの菅野沖彦氏の話を最前列の菅野氏の真ん前で拝聴したり、ラックスマン、ステラヴォックス、アキュフェーズ、ハ-マンインターナショナルのブースで感動的なサウンドを体感。
もう、オーディオ好きに拍車がかかっちゃいます。これ。危ないイベントなのだなぁと実感してまいりました。
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