巨星墜つ
オーディオ部屋でAmazonで注文していたジャズのCDを聴きながら、フとネットニュースを見てみたら坂本龍一さん死去のニュースが飛び込んできました。
あまりのショックに、慌ててCDラックから坂本さんの作品を引っ張り出してきて積み上げ、片っ端から聴き直しています。
1977年生まれの私はYMOをリアルタイムで聴いていた世代ではないけれど、YMOの音楽、坂本龍一さんの音楽は当たり前のように聴いてきて、ハマっていました。
YMOや坂本龍一さんの音楽に明確にハマったタイミングというのは覚えていないほど、自然に聴いていました。
戦場のメリークリスマスも、ラスト・エンペラーも当時、レンタルビデオ屋で借りて観たし、その後、自分で稼ぐようになってからはDVDやBlu-rayも買って何度も観たし、YMOや坂本龍一さんのCDやレコードもコンプリートは出来ていないけれどそこそこ揃ってます。
特に坂本龍一さんの作品では、1984年リリースの「音楽図鑑」から1999年リリースの「ウラBTTB」までの作品が好きで、「未来派野郎」や「メディア・バーン・ライブ」なんかは何回聴いたか分からないし、今でも聴くアルバムです。
晩年の作品は正直、あまり聴き込んでいませんでした。
あるタイミングからの政治的主張も、私の考えとは異なる部分が多く賛同はしていませんでした。
でも、それでも、坂本龍一さんの音楽はすっかり私に染み込み、体の一部になっています。
体調が悪そうな姿を見ると心が痛みました。
そして、逝去されたニュースを目の当たりにして本当に悲しくなりました。
坂本龍一さん、素晴らしい作品達をこの世に残してくれてありがとうございました。
これから坂本さんの残してくれた作品を聴きながら、ご冥福をお祈りしたいと思います。