大宮の鉄板焼き屋『鉄板焼 円居』に行ってきました | UNTITLED

大宮の鉄板焼き屋『鉄板焼 円居』に行ってきました

先日、母親の誕生日祝いで両親と妹夫婦と一緒に大宮にある鉄板焼き屋『鉄板焼 円居 大宮店』に行ってきました。

 

昨年、一昨年は川口にあるレッドロブスターで食事会をしていたのですが、毎年レッドロブスターってのも芸がないし、母親が本当に好きなのはロブスターじゃなくて伊勢海老なんだよな・・・と、伊勢海老を出してくれる和食屋さんなどを探していたのですが、伊勢海老付きのコースだとまぁ・・・この人数だとエラい金額になっちゃうので、いろいろ探してたどり着いたのが「円居」さんでした。

 

なんでも、こだわりのA5黒毛和牛を徹底的にトリミングして60%を取り除き、最高の状態の残りの40%の部位を提供してくれたり、国産の伊勢海老を味わわせてくれたりと、お祝いの食事会にはうってつけな感じで、母親の誕生日祝いではありつつ、私自身かなり楽しみにしておりました。

 

 

というわけで、仕事を終えて大宮へ。

思いのほか、大宮に早く到着してしまい集合時間までに時間があったので、ついつい「伯爵邸」でスパゲティを食べてしまったのは内緒。

妹夫婦も食事会に参加ということで、両親と妹夫婦とは店前で集合。

 

全員揃ってからいざ、入店です。

 

 

本日のメニューはこちら。

 

 

基本的に下戸の家族なので、乾杯用のドリンクはノンアルコールで。

ちなみに、ドリンクメニューを見てみたらイチローズモルトの種類が豊富だったのが印象的でした。

 

 

アミューズはチーズと酒盗のカナッペ。

スタンダードではあるけれど、乾杯でスパークリングワインを飲んでいたりすると良い前菜かと。

普通においしい。

 

 

前菜四種の盛り合わせは

 

トマトのジェノベーゼソース掛け、御浸し、牛筋の煮込み、生ハム、生麩。

どのお料理もしっかり仕事がされていて味わい深く美味しかった。

隣に座っていた妹の旦那は日本酒に合わせていろいろ食べたそうでしたが、日本酒が入っちゃうとベロンベロンに酔っちゃうのでガマンをしていました。

 

で、そんな前菜を食べていると、これから焼かれるお肉の登場です。

 

上品にさしの入った黒毛和牛の赤身です。

オプションでサーロインやシャトーブリアンにも変更できるとのことでしたが、赤身肉でお願いをしました。

まぁ・・・シャトーブリアン、行きたかったけどねぇ・・・今度一人で食いに来ようかな・・・

 

で、お肉の確認を終え、前菜を食べ終わると円居サラダの登場です。

 

 

レタスと水菜に鰹節がかかっており、ドレッシングはしっかりと出汁の効いたポン酢。

油を使っていないのでさっぱりと食べられます。

また、油をまとっていなくても出汁の香りがしっかりしているので、その香りと塩味で野菜ならではの香りと食感を引き立てながらおいしくいただけます。

 

で、サラダを食べ終わると、こいつの為に店選びに苦戦しました・・・伊勢海老の登場です。

 

 

値段が値段だったので、相当小ぶりの伊勢海老が出てくるのかな・・・と思っていましたが、半身とはいえかなりしっかりした大きさの伊勢海老が鉄板で焼かれ、最小限の味付けで出てきました。

バターでゴッテリと仕上げられると、エビの甘みとバターの甘みが合わさってがっかりするのですが、塩と少量のオリーブオイルかな?でサッと仕上げられているので、伊勢海老ならではの味がしっかりと立っていて美味しかった・・・。

そのまま食べても良いけれど、伊勢海老の後ろにあるアンチョビソースと合わせても面白く、そのままとアンチョビソースを交互に楽しみました。

ちなみに、伊勢海老の下に敷かれているキャベツのソテーは、当たり前ながらアンチョビソースをたっぷりつけて完食させていただきました。

 

 

さて、伊勢海老の余韻に浸っていたら、いよいよ本日の主役、大吟醸カットのA5ランクの黒毛和牛赤身肉です。

 

 

表面がこんがりカリッと焼き上げられ、カットされた肉の断面からはさしの脂がキラキラと滴っています。

 

岩塩、胡椒、山葵、山山葵、醤油タレをお好みで・・・ということですが、まずはお塩で・・・。

カリッと香ばしい表面の食感と、肉の繊維をプツッとかみ切る心地よい食感をしっかりと感じ、嚙む度に熟成された赤身の旨味と適度な油の甘みが岩塩で引き立って美味い。

焼肉もうまいけれど、やっぱりこういう食感、旨味を感じる「塊で焼く」肉の焼き方が好きだなぁ・・・

お次は山葵と醤油ダレで・・・

コチラもまぁ美味い。肉の香りに山葵の爽やかな香りが加わり、脂分で抑えられている山葵の辛味もほんのりと感じつつ、醤油の塩味と香りが脂の甘みを更に増し、個人的には山葵と醤油の組み合わせが最強だな・・・と。

 

そんな至福の時間もアッという間に終了です。

来る前に食べたスパゲティも忘れて思い切り食べてしまいましたが・・・この肉ならまだまだ入るのに・・・

 

お肉のうまみが口の中に残っているタイミングで最後の締めです。

 

カニの乗った炊き込みご飯とアゴ出汁の効いた和出汁スープです。

 

まずは炊き込みご飯をそのまま頂きます。

カニの香りと醤油の香りが素晴らしく、最初のひと口目は口の中に残った肉の脂と相まって旨味が倍増です。

ご飯の隣に添えられた和出汁スープはアゴ出汁がしっかり効いたスープでそのまま飲んでも美味いのですが、こいつを炊き込みご飯にかけ、さっきのステーキで残った山葵をのせて食べると、カニの香り、アゴ出汁の香り、醤油の香りが全てちょうどよく調和したメチャメチャ美味い出汁茶漬けの出来上がりです。

 

おなかがいっぱいのはずなのに、サラサラとどんどん食べられてしまいます。

なんだったらお代わりをしたいくらいに・・・

 

 

 

いやぁ・・・母親の誕生日のお祝い食事会なのにこっちが楽しんでしまいました。

まぁ、母親も相当喜んでいたから良いか・・・

 

しかし、このメニューで5人で食事をしてあの金額とは・・・かなりお値打ちなんじゃないでしょうか。

店員さんの対応、笑顔も良く、また記念日などに再訪したくなる素晴らしいお店とお料理でした。

 

 

円居大宮店さん、素晴らしいお料理とサービスをどうもありがとうございました!!